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平成30年活動報告

30年12月 自転車での街宣活動①.jpg 30年12月 自転車での街宣活動②.jpg 30年12月 自転車での街宣活動③.jpg
平成30年の最終日、市内各地を自転車で街宣しました。この1年を改めて振り返ると「ジャネーの法則」のように、非常に早かった...の一言に尽きます。市内外の多くのイベントに参加したのと共に、予算委員会の委員、一般質問に登壇、百条委員会の委員、議案の現地調査など、毎日が新鮮で学びの多い1年を過ごさせて頂きました。新しい年を迎えるにあたり、今後も魅力あふれる埼玉・鴻巣の実現に向けて来年も鋭意取り組んで参ります。
30年12月 環境農林委員会①.JPG 30年12月 環境農林委員会②.JPG 30年12月 環境農林委員会③.jpg
12月定例会が開催中ですが、委員会審査で当面する行政課題について報告がありました。ストップ温暖化・埼玉ナビゲーション2050の取組では、家庭、運輸部門の取組強化や再生可能エネルギーの活用に重点を置き、温室効果ガス排出量の削減に取り組んでいます。目標値として2020年には温室効果ガス排出量を2005年比で21%削減を揚げています。主要部門の排出量として、大規模事業者の産業部門や業務部門は大きく削減されていますが、約2割を占める家庭部門の削減が進まない状況です。今月の彩の国だよりでは家庭での省エネ推進について特集されていますので、311万世帯がシビックプライドの醸成を図れれば目標値をクリアできますね。
30年12月 県議会一般質問①.jpg 30年12月 県議会一般質問②.jpg 30年12月 県議会一般質問③.JPG
今任期中、最後となるであろう一般質問をおこないました。市議会は各定例会(4回/年)ごとに議員は制限なく質問に立てますが、県議会では会派の所属人数により質問できる人数が割り当てられているため、約1年に1回の貴重な機会となります。今回は身近な県政課題について7項目の質問をおこないました。内容として、地域の課題解決や活性化のために、具体的な行動に取り組む姿勢や参画を推進するシビックプライドの醸成。アルコール依存症対策では県HPにスクリーニングテストを周知してもらい、早期の相談と受診につなげるための取り組み。優良ブランド品の普及と販売の拡大では、彩の国優良ブランド品選手権(グランプリ)の開催、高速道路SA・PAでの県産品の取り扱い拡大に向けた物販事業者への呼びかけ。警察官の安全対策では背面防護板付き防刃ベストの導入や交番・駐在所の安全管理など。*詳しい内容は議会報告で報告いたします。
30年12月 花の冬季品評会①.JPG 30年12月 花の冬季品評会②.JPG 30年12月 花の冬季品評会③.JPG
先日、フラワーセンターで花の品評会が開催され、審査員の一員として参加しました。今年は特に夏の猛暑や台風の影響もありましたが、生産者の栽培技術により素晴らしい作品に仕上がりました。鴻巣の花き産業は古くは軽井沢で山上げ(夏に気温の低い高地で開花を促進させる)していましたが、交通事情により現在では、日光戦場ヶ原でおこなっています。私はシクラメン部門を審査させて頂きましたが、県農林振興センター職員や生産者から「選び方」のポイントを指導頂いた事で大変勉強になりました。あとは消費をいかに拡大させるかですね。
30年12月 防災訓練①.JPG 30年12月 防災訓練②.jpg 30年12月 防災訓練③.JPG
行政の防災訓練は防災の日(9月1日)を中心に実地される事が多いようですが鴻巣市では災害はいつ起こるか分からないとの観点から季節を指定せずに実施しています。医師会や歯科医師会による検視やトリアージ訓練、自衛隊や日赤をはじめとした各団体、また、災害協定を締結している静岡県三島市、羽生市からも協力頂きました。シェイクアウト(地震を振り払えの意)訓練では様々なシチュエーションからの訓練を想定し、10時の防災行政無線から安全確保行動を取りました。北海道胆振地震、大阪府北部地震など、これまでの想定を超える地域で被害がでていますので、イツモ防災の意識を持つことが大切ですね。
30年11月 農林公社①.JPG 30年11月 農林公社②.JPG 30年11月 農林公社③.JPG
農林公園は農林業の学習機会や従事者の研修場として昭和63年に開園しました。木材館、花き指導施設、庭園・広場などの施設を備え、農業体験、木工・園芸教室などの体験学習には年間3万人以上が利用しています。昨年度は旧直売所の1.5倍の広さを持つ農産物直売所を新設して、地場産野菜、ブランド農産物、6次産業化商品、木工品などを販売しています。野菜類は生産者が直接持ち込み、値段も決めているため、スーパーの7割程で販売されています。また、学習体験農園の拡充や県産木材とふれあう木育広場の整備もおこないました。課題として、年間の入園者実数をしっかり把握するシステムが必要だと感じます。
30年11月 彩の国ドリームフェスタ①.JPG 30年11月 彩の国ドリームフェスタ③.jpg 30年11月 彩の国ドリームフェスタ②.JPG
朝霞市で開催された「彩の国 食と農林業ドリームフェスタ」に伺いました。本県は野菜の出荷額が全国7位と、首都圏でありながら高い産出額を誇っています。また、東京都という大消費地にも近いため、物流面からも「近いがうまい埼玉産」をキャッチコピーとして県産品の消費拡大を図っています。この日は各地から自慢の農産品が販売・展示され、小さなお子さんも遊べるブースなどもあり、会場内は大変賑わっていました。また、埼玉農業大賞の表彰式が行われ、革新的な農業で生産量の拡大や普及に携わった会社・個人が表彰されました。記憶に残った表彰として、収穫した安全な野菜をコインロッカーで長年販売されていることが評価された高齢の方の受賞です。スーパーの出店やITの普及で今やこのような販売形式はあまり見かけなくなりましたが、平成の時代が過ぎても車両を使った移動販売と同じく、ずっと残って欲しい販売形態の一つだと感じます。
30年11月 ふくろうの森①.jpg 30年11月 ふくろうの森②.JPG 30年11月 ふくろうの森③.jpg
ふくろうの森は、ふくろうの森保育園(認可)、シード保育園(企業主導型)、学童保育(放課後健全育成)が同所する施設として今年4月に開所しました。乳児期(0歳児)から学童期(小6)までの子供の成長を見守り続ける施設として「地域と社会が子供を通じてつながる未来」をテーマに運営されています。体験スペース(SEEDラボ)ではシード研究員が講師になり実験教室、アート教室を開催しており、地域の多彩な人材による盲導犬体験や昔遊びなども行っています。地域との交流として農業体験、各種講座、婚活イベントなども開催し、近隣や保護者が気軽に利用できるようブックカフェ(MIKKE!Cafe)が設置されています。本は鴻巣市との包括連携協定のもと、市図書館から毎月テーマに沿った約50冊が並べられます。食堂はライブキッチンと呼ばれ、調理される様子が見えるように低く設計されています。また、迎えに来た保護者が子供が何を食べたか一目で理解できるように、実物の昼食メニューが玄関にディスプレイされるなど、保護者にも優しい気遣いがなされていました。
30年11月 産業祭①.jpg 30年11月 産業祭②.JPG 30年11月 産業祭③.JPG
主催者はイベントでの天候が何より気になりますが、週末の2日間は小春日和で各地の行事は多くの人出でした。田間宮地区の防災訓練に始まり、川里フェスティバル、産業祭、健康まつり、鴻響祭、絵画展に伺いました。農産品表彰と展示会では、猛暑や台風の影響による作物の生育が心配されましたが、生産者の技術と経験により素晴らしい農産品が出品されました。また、県知事賞を受賞された菊の作品からは天・地・人についての見分け方と育成のコツについて伺えた事は大変参考となりました。今年も気付けば残り50日ですが、様々な行事に伺う事で先人達の知恵と努力の結集を改めて知る、貴重な経験となっています。
30年11月 焼き芋①.jpg 30年11月 焼き芋②.JPG 30年11月 焼き芋③.JPG 
毎年お声がけ頂いている、田間宮地区の防犯パトロール団体(ワンワンパトロール宮前本田)秋の焼き芋会・コスモス花見会に伺いました。この団体は、登下校の見守り活動をはじめ、カーブミラーの設置や横断歩道の塗り替え、道路補修など、日頃の活動で気付いた事項を市や議員へ要望することで安全な住み易い地域に貢献されています。また、不法投棄やゴミが散乱する場所にコスモスを植栽し、イベントを開催するなど環境美化や地域の交流も熱心に取組んでいます。このような団体が増える事で、地域の安全とシニアの活躍と交流、更に歩くことでの健康増進にも繋がりますね。
30年10月 コスモスフェスティバル①.jpg 30年10月 コスモスフェスティバル②.JPG 30年10月 コスモスフェスティバル③.jpg
昨夜からの雨も時間に合わせたかのように止み、第20回コスモスフェスティバルが盛大に開催されました。このイベントは合併前の旧吹上町時代から続く地域の想いが詰まったイベントです。当時の吹上町はコスモスを強くPRしており、現在でも様々な施設や団体の名称にも使われています。実行委員会や自治会、ボランティアを中心に1,200万本のコスモスが見事に咲き、青空と日本一長い水管橋の赤色とが絶妙にマッチする景観です。県企業局が主催する水管橋を渡る見学ツアーは眼下に透明な荒川、遠くには富士山や筑波山を望める大盛況のイベントです。今年は強い台風の影響がありましたが、天候にも非常に恵まれ、素晴らしい20回目の記念イベントだったと感じます。
30年10月 防災訓練①.jpg 30年10月 おおとり祭り①.jpg 30年10月 おおとり祭り②.JPG
朝一で消防団の活動区域である生出塚の防災訓練に参加しました。東日本大震災以来、行政からの支援もあって自主防災組織率は着実に上がっています。鴻巣市でも資機材購入は上限25万円(1回のみ)、活動費(年2万円/10年間)ですが、実際に資機材を購入したものの、活動がほとんどないため発電機や電動工具の使用法が分からない組織が多い現状です。組織率アップの数字だけに捉われず、有事の際いかに活動できる体制かが重要だと感じます。また、鴻神社の例大祭・おおとり祭りでは2年ぶりに各町内の山車が揃い、晴天にも恵まれ賑やかに開催されました。街中の少子化が著しい中、山車を持たない町内会(子供会)のお囃子との地域間連携は大成功です。
30年10月 ラグビー場こけら落とし①.jpg 30年10月 ラグビー場こけら落とし②.jpg 30年10月 ラグビー場こけら落とし③.jpg
来年はラグビーW杯。県熊谷ラグビー場のこけら落としとしてパナソニック・ワイルドナッツVSキャノン・イーグルス戦が開催されました。県内のゆるキャラ同士の試合では鴻巣代表「ひなちゃん」が必死にボールを追いかけるも、足が短いためか思うように活躍できず...。また、この日は会場周辺の混雑緩和の実証実験として、羽生駅や森林公園駅、籠原駅近くに車を駐車してからバスで移動するパーク&バスライドが行われました。W杯チケット一般抽選販売は11月12日まで。9月24日ロシアVSサモア、9月29日ジョージアVSウルグアイ、10月9日アルゼンチンVSアメリカ。ぜひ、会場を満員に盛り上げましょう!
30年10月 来年度の予算要望.jpg 
毎年、私の所属する会派(無所属県民会議)は次年度の予算要望を知事に直接おこなっています。執行部側の出席者は知事の他に2名の副知事、企画財政部長、特別秘書、財政課長も出席し、各議員の地元問題をはじめとして日頃の活動で気付いた課題や市民からの相談内容を基に要望をおこないました。鴻巣市からの要望として、国保の保険料水準や子育て世帯の負担軽減に対する統一化への課題や乳幼児医療費支援給付補助の対象年齢拡大などが挙げられます。また、日頃の活動で気付いた課題の主な要望として、県指定文化財の保存や保護に関する財政支援、中山道本町交差点(渋滞緩和のための)右折レーンの整備、JR高崎線に設置されている踏切のスムーズな開閉、通学路を中心とした歩道と信号機の設置、交番や駐在所の安全対策など、県政全体に関わる要望を301項目、地元に関わる要望を247項目おこないました。今後も気付いた項目をチェックしながら課題解決に努めていきます。
30年10月 埼玉県立武道館①.jpg 30年10月 埼玉県立武道館②.JPG 30年10月 埼玉県立武道館③.JPG
会派の勉強会後、上尾市の県立武道館を視察しました。建設の経緯は昭和43年の県人口350万人の時に建設された旧武道館の老朽化と競技人口の増加(平成16年の県人口700万人)や同年開催の彩の国まごころ国体に合わせて56億円(建築費のみ)で整備されました。利用率は弓道場が100%に近く、柔道や剣道場は80%以上となっています。また、本来なら剣道や空手に使われる主道場はバレーボールや卓球、マーチングバンドなど、武道以外の競技にも広く許可したことでH29年度は約17万人が利用しました。指定管理者の自主事業としては、柔道場を利用したヨガ、リンパ整体、ロコモ予防教室を開催しています。さらに、オリンピック選手を招いて次代の選手育成に努めていました。
30年9月 ふれあい広場①.JPG 30年9月 ふれあい広場②.JPG 30年9月 ふれあい広場③.JPG
社会福祉協議会が主催する「ふれあい広場」は障害者への関心と理解を深めるイベントとして毎年開催されています。この日も個人や各団体のボランティアの皆さんが熱心にサポートをしながら携わっていました。障害者団体の手作り品や物販の購買に市民が訪れることは当事者意識や共生社会の実現に向けて支援を繋げる機会として重要だと感じます。また、ステージでは吹上秋桜高校の太鼓部やコーラスなどの発表がなされ、賑やかな雰囲気に包まれました。4月から民間企業の法定雇用率が変更され2.2%となり、従業員を45.5人以上雇用しなければなりません。雇用率の達成も気になりますが、それ以前に就労支援と就労後の職場定着へのサポートが重要だと思います。
30年9月 インフィオラータ①.JPG 30年9月 インフィオラータ②.JPG 30年9月 インフィオラータ③.JPG
吹上地域のショッピングモール、ウニクス鴻巣が8周年を迎え、吹上北中学校の美術部が協力したイベントが開催されました。インフィオラータとはイタリア語で花びらを敷き詰めて絵を描くことを意味するようです。このイベントは生徒が描いた原画にお客さんが花びらを敷き詰めてフラワーアートを完成させるもので、私もコスモスの彩りに参加しました。原画は吹上地域をイメージする日本一の長さを誇る水管橋とコスモス畑がとてもカラフルに描かれています。美術部を含め、各文化部が成果を発表する機会として秋の市民文化祭などがありますが、年間を通じて生徒たちの活躍と活動を発表する場を増やす事も大切だと感じます。
30年9月 天神敬老会①.jpg 30年9月 天神敬老会②.jpg 
敬老の日を迎え、各地域で敬老会が開催されています。県内の100歳以上の高齢者数は昭和40年に僅か1人でしたが、今年は2,405人(9月1日現在)と年々増加しています。鴻巣市では41人(男性3人・女性38人)となっています。市町村別ではさいたま市が最多の444人ですが、人口規模で見ると鴻巣市は100歳以上の方がかなり多い市だと分かります。長寿の秘訣は教育(今日行くところがある)と教養(今日用事がある)が重要と言われています。この意味は積極的な外出や人と接する機会を増やす事で、認知症予防や筋肉を鍛える事を表しています。ウォーキングやカラオケ・サークル活動など、趣味や特技を生活の中に取り入れていただき、来年の敬老会でも元気にお会いできる事を楽しみにしています。
30年9月 初任教育実科査閲①.JPG 30年9月 初任教育実科査閲②.JPG 30年9月 初任教育実科査閲③.JPG
県内の各消防本部に所属する職員が半年間の訓練成果を発表する実科査閲が県消防学校で披露されました。148人(うち女性12人)の職員は火災における人命救助や救急対応など、高度な技術を学び直して今後は各部隊で活動されます。消防学校の校歌には消防の任務に生きて...との歌詞があります。言葉どおり、これからの活動によって多くの県民の財産と命が救われることでしょう。県民の明日を築くためにも皆さんの活動を期待しています。
 30年9月 こうのとり①.JPG 30年9月 こうのとり②.jpg 30年9月 こうのとり③.jpg
朝7時前にコウノトリが飛来しているとの一報を受けてすぐに現地へ。稲刈り前の緑一面の中に見たことのない大きな鳥が存在感を示していました。赤い足、黒い後方の羽、目を凝らすと足輪もつけていたため、すぐにコウノトリだと分かりました。このコウノトリは千葉県野田市で放鳥された一羽のようで、本市への飛来は数年前の荊原(ばらはら)地区以来の2回目となったようです。市ではコウノトリの郷づくり基本計画や基金を設置して環境に優しい街づくりを進めています。私も市が進める事業に対してフォーラムへの参加、一般質問や予算委員会などで広い支援を求めて発言しています。
30年8月 校庭の芝生化①.JPG 30年8月 校庭の芝生化②.JPG 30年8月 校庭の芝生化③.JPG
県では児童生徒の心理的効果、砂ぼこり防止、温暖化抑制、地域コミュニティーの形成などから校庭の芝生化を推進し、事業費の補助を行っています。芝生化1,000㎡以上の実施で700万円までは全額補助、700万円超えの場合は、超えた額の1/2を補助(上限1,500万円)しています。(例/事業費が1,500万円の場合、県が1,100万円、市町村が400万円)
各市町村は整備費用の負担率や維持管理などの課題があり、芝生化率は東京都の約25%と比べて10.4%(H29年4月時点)と進んでいない状況です。鴻巣市は近隣市と比較しても多くの校庭で芝生化を実施しており、積極的に学校環境の改善に取り組んでいます。校庭の芝生化は日頃の維持管理が大きな課題となっていますが、鴻巣市では地域のボランティアの方々やPTAなどの協力体制が整っているため、県内でも高い整備率となっています。(8/19校で県内2位)私も予算委員会で芝生化の推進と基金を使った維持管理費の質問をするなど、予算確保に取り組んでいます。
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今年の7月は気象庁が統計を始めた1946年以来、1ヵ月の平均気温が東日本で1位(西日本では2位)を記録しており、熊谷市で41.1度を記録するなど、県内でも熱中症による救急搬送が高齢者を中心に増加しています。7月中は7月15日から23日までがピークで、計3,316人(乳幼児35人・少年405人・成人1,314人・高齢者1,562人)が救急搬送されましたが、8月に入ってからも12日時点で1,157人とやや落ち着いたものの、今後も個々の対策が必要だと考えます。気候変動観測衛生「しきさい」が捉えた地表温度では、首都圏を中心に地表面温度が50度以上と非常に高くなった一方、皇居や代々木公園など緑豊かな場所では周辺と比べて少し温度が低くなっているようです。私たちの会派では来年のラグビーW杯、オリンピック・パラリンピック、今後の県民生活への影響など、行政が主導できる対策を知事に要望しました。
30年8月 消防操法大会①.JPG 30年8月 消防操法大会②.JPG 30年8月 消防操法大会③.JPG
県内各地の消防団が選抜され消防操法(火災消化のために消防ポンプ車を使い、器具取り扱いの動作手順)を競う大会が埼玉県消防学校で実地されました。大会では、放水で的を倒すまでの時間だけでなく、正確にホースをつなぎ合わせたり収納したりする手順や動作、安全確認なども減点の対象で、審査員の総合評価で順位を決めます。ポンプ車と的までの距離は約60メートルで各団員は「操作開始」の合図とともにホースを伸ばしながら猛ダッシュ。息の合った連携でホースをつなぎ、的をめがけて放水しました。また、前年度優勝の日高市の選手による宣誓では、市民の皆様が安心して暮らせるように全力で取り組む・・・との言葉はとても印象的で心に響きました。この日の為に日夜訓練に励んだ選手の皆さんに敬意を表します。
30年8月 川のはつらつプロジェクト①.JPG 30年8月 川のはつらつプロジェクト②.JPG 30年8月 川のはつらつプロジェクト③.JPG
吹上地域の元荒川で水辺空間の整備や地域の賑わい拠点づくり事業として「川の国埼玉はつらつプロジェクト」が進められます。元荒川は延長61㎞で流域面積216㎢の中川水系の一級河川で、吹上地域を8㎞流れています。鎌塚イベント広場前の佐賀橋や一つ上流の新佐賀橋など多くの橋が架けられており、新佐賀橋(昭和8年6月竣工)は県内で7つ目の「日本の近代土木遺産」として土木学会から選定されています。プロジェクトでは客席になるような階段護岸、遊歩道、テラス、舞台、展望デッキなど、協議会が中心となり、地域の特色を生かした整備が進められています。埼玉自然100選の吹上地域の元荒川が地域の核となるよう支援していきたいと思います。
30年7月 上尾道路の試掘調査①.JPG 30年7月 上尾道路の試掘調査②.JPG 30年7月 上尾道路の試掘調査③.JPG
上尾道路20.1㎞(さいたま市西区宮前~鴻巣市箕田)のうち、平成23年度に事業化されたⅡ期区間(北本市石戸宿~鴻巣市箕田9.1㎞においては調査設計、用地買収、環境整備工が実施されています。箕田交差点近くで県の文化財担当が立会い、遺跡や埋蔵物などの試掘調査を行うとの事で現地を見学しました。現在、この付近では用地買収(写真の赤〇印から箕田交差点のビバホームに向かって撮影)が始まっており、中山道を平面交差、JR高崎線上に橋梁を架けるようです。上尾道路は地域経済に大きな効果をもたらすため、1年でも早い事業完了を目指して頂きたいと感じます。
30年7月 次世代施設園芸拠点①.JPG 30年7月 次世代施設園芸拠点②.JPG 30年7月 次世代施設園芸拠点③.JPG
埼玉県とイオングループが運営する大規模トマト農場(大玉トマト)を視察しました。この施設は農水省の「次世代施設園芸導入加速化支援事業」の一つで、県農林総合研究センター(久喜市)のハウス内で室温や光合成に必要な二酸化炭素の濃度などをコンピューター端末で管理・制御するICTを活用しながら、年間を通じて安定したトマト収穫が可能な栽培技術です。平成28年春から生産を開始し、品質や収量が最も高まる生産技術を検証し、蓄積したノウハウを県内農家らに普及して県産トマトのブランド化を目指しています。一般的なトマト栽培は、1本の株を1年かけて生育し、春から夏にかけて果実を収穫しますが、この農場の「低段密植栽培」では4ヵ月間で生育し、収穫後は次の株に植え替えています。通年で高品質のトマト(桃太郎ヨーク)が生産でき、10アール当たりの収量も約7トンから約30トンまで増えるようです。また、年間を通じて赤く熟してから収穫され出荷されるトマトは24時間以内に関東圏の店頭に並ぶようです。県内のトマト農家さんに新しい技術の普及や販路開拓などを期待したいですね。
30年7月 荒川北縁水防訓練①.jpg 30年7月 荒川北縁水防訓練②.JPG 30年7月 荒川北縁水防訓練③.JPG
気温37度を超える猛暑の中、鴻巣市の糠田グラウンドで水防訓練が開催されました。この日は朝6時20分から陸上競技場で市主催の市民ラジオ体操会に出席した後、消防団員として土のう作り、月の輪工法など、風水害に備える訓練をおこないました。埼玉県は県土に占める河川面積が日本一(3.9%)の「川の国」であり、一級河川数も162(国交省が利根川・江戸川・荒川、県が元荒川・入間川・市野川などを管理)河川あることで水害に対応した護岸や排水機場の機能強化を図るなど、河川整備を進めています。平成27年9月の関東・東北豪雨や西日本豪雨など、近年の気象条件の激変に伴い、消防団としても水防技能の習得や初期態勢の強化を改めて感じました。
30年7月 信号機①.jpg 30年7月 信号機②.jpg 30年7月 信号機③.jpg
旧中山道(県道164号鴻巣桶川さいたま線)本町6丁目の旧さいしん前と人形3.4丁目に「東小学校入口」と「人形」の地点名標識を設置しました。地域からは御神輿にもある町名や日ごろ親しまれている旧町名である「富永町」、全国に東京の人形町と鴻巣の2箇所にしかない「人形町」が要望されていましたが、道路管理者(県)と警察の協議で実際の住居表示「本町」や「人形」でないと設置が難しいと返答がありました。現在、国交省では地方創生や分かり易い案内の観点から観光地などの名称を推進しており、県内ではさいたま市内の国道17号「八幡通り」→「さいたまスーパーアリーナ入口」、上尾市内の「愛宕」→「上尾運動公園」、幸手市内の国道4号「内国府間(北)」→「権現堂桜堤」に名称変更されています。地点名標識は本町(南)など住居表示の後に付ける東・西・南・北や安養寺(中)など上・中・下をはじめ、駅や図書館、学校など施設の名称は許可されています。地方創生や地域活性化のためにも、地元の要望から特色ある名称を実現することで郷土愛や世代を超えた住民意識が高まると感じます。
30年6月 ブロック調査①.jpg 30年6月 ブロック調査②.jpg 30年6月 ブロック調査③.JPG
教育局では大阪北部地震で小学校のブロック塀が倒壊した事故を受けて、県立学校175校と市町村小・中学校1,222校のブロック塀等の状況調査をおこないました。高さが2.2mを超える壁、高さが1.2mを超える場合でも3.4m以下の間隔で控え壁を設置していないなど、現行の建築基準法に適合しない疑いのあるブロック塀等を有する県立学校が8校、市町村立小・中学校が343校との結果でした。会派で訪ねた浦和商業高校では昭和36年にプールと共に設置された壁の傾き、ヒビ割れ、控え壁の間隔等から今回の対象校となりましたが、今年度の当初予算に修繕費は計画されていません。この日、新しく政府から地震予測地図が公表されましたが、被害を最小限に抑えるためにも通学路も含めた安全対策には国からの財政支援が急務だと感じます。
30年6月 警察本部犬センター①.jpg 30年6月 警察本部犬センター②.jpg IMG_0188.JPG
今年度、新しく県警が直接飼育や訓練を行い、事件捜査にあたるための直轄警察犬の施設を視察しました。全国では26の警察が直轄警察犬を採用しており、本県ではラグビーW杯やオリパラなどビックイベントでの活躍が期待されます。(直轄でない場合、民間が飼育・訓練をして警察が必要に応じて出動要請をする嘱託犬となります。)警察犬は警備犬と鑑識犬に種別されますが、テロや爆発物の探知や警戒、警備の導入は県警初とのことです。同時に警察訓練士も育成し、警察犬との絆をより深めるために居住も予定しているようです。犬種はシェパードやドーベルマンなど日本警察犬協会が指定する7犬種を採用しています。私たちの暮らしの安心・安全がこのような形で支えられていることに改めて感謝を感じます。
30年6月 交通安全対策①.JPG 30年6月 交通安全対策④.JPG 30年6月 交通安全対策③.JPG
主要地方道さいたま・鴻巣線(松原と小松地域)日本料理たつみさん前交差点の安全対策をおこないました。この場所は信号機の設置要望が多くありますが、近くに「あたごセンター入り口」の信号機があるため交通量が多い割には設置が難しい箇所です。その為、安全対策として昼に太陽の光を貯蓄して夜間にピカピカ光るソーラー式ライト、赤い囲い線、速度落とせ、停止線を路面に表示しました。
30年6月 コウノトリを育む①.JPG 30年6月 コウノトリを育む②.JPG 30年6月 コウノトリを育む③.JPG
吹上地域の水田で無農薬米の田植え見学会と田んぼの生き物観察会が近隣の子ども達も参加しておこなわれました。この水田は冬でも水を張る「ふゆみずたんぼ」や無農薬栽培に取り組むことで、近年の都市化の進行により減少する生物の保全と再生に向けた活動をおこなっています。成果として、近くの水田と比較してイナゴやカエルの数が圧倒的に多く生息するなど生物を育む環境が整いつつあります。また、2016年から埼玉県では非常に珍しいオオハクチョウが毎年飛来し、数も年々増えるなどコウノトリを迎える体制も少しずつ進み、市ではIPPM(コウノトリの個体群管理に関する機関)に加盟するなど、飼育に向けて取り組んでいます。
30年5月 花まつり①.JPG 30年5月 花まつり②.JPG 30年5月 水管橋①.JPG
日本一広い川幅と日本一広い栽培面積(12.5ha)のポピー畑。馬室会場には17台のバスツアーをはじめ県内外から多くの観光客が訪れていました。野菜や花などの物産は都内と比較するとかなり安くお買い得だったようで、両手にたくさん買い物をした方々が目につきました。また、吹上会場の長さ日本一の水管橋(1,100m)では県の企業局による橋の横断ツアーが開催され、受付ストップやキャンセル待ちなど大人気の体験ツアーとなりました。水管橋からの眺望は眼下に澄み切った荒川、遠くは筑波山や秩父連山までと見事な景色を堪能できました。どちらの会場も赤い橋とポピーが似合う鴻巣が誇る日本一の連続です。
30年5月 ラグビー①.jpg 30年5月 ラグビー②.JPG 30年5月 ラグビー③.JPG
埼玉県議会ラグビー振興議員連盟で8月に完成予定の熊谷ラグビー場を視察しました。ラグビーW杯2019は来年9月から全国12会場で開催され、熊谷ラグビー場ではアメリカvsアルゼンチン戦など3試合がおこなわれます。改修では24,000席に客席を増設、客席の勾配を高く、ピッチまで14mから9mに近づけることで臨場感溢れる会場に改修されます。また、ラグビーW杯を広く周知するため先週、浦和駅で500日前イベントが開催され、延べ約1万人の参加者があったようです。私も担当委員会や予算特別委員会でもW杯成功のため多くの質疑をしています。今後もさらに県南、あるいは新幹線など熊谷市と交通網が繋がる他県にも広く発信していきたいですね。
30年5月 こうのす花まつり①.JPG 30年5月 こうのす花まつり②.JPG 30年5月 こうのす花まつり③.JPG 
今年も花まつりの季節となり、丹精込めて育てた花や庭を開放するオープンガーデンが(20日まで土日のみ)開催されています。オーナーからの丁寧な説明とおもてなしを受け、私もいつかはガーデニングにチャレンジしてみようと思います。また、馬室会場では12.5ヘクタールの日本一広いポピー畑に3,000万本のポピー、吹上会場では日本一長い水管橋(20日は見学会を実施)の眼下に麦なでしことポピー、川里の花久の里ではバラまつりも開催され、見どころ満載の季節を楽しみたいと思います。
30年5月 除草ボランティア①.JPG 30年5月 除草ボランティア②.jpg 30年5月 除草ボランティア③.JPG
ゴールデンウィーク最後の日に西裏用水路沿い約1,500mの除草ボランティアをおこないました。自分達の住む地域の環境美化・清掃活動を10年以上も続けている笠原田園さくらクラブですが、昨年はドラマ「陸王」の撮影舞台にもなった事で大きな効果や会員にも意識の変化があったと感じます。春には菜の花と桜、秋にはコスモスが咲く陸王の道を今後も綺麗に保つ為に微力ながら応援していきます。
30年4月 ふれあいウォーキング①.jpg 30年4月 ふれあいウォーキング②.JPG 30年4月 ふれあいウォーキング③.jpg
今年で25回目を迎える鴻巣水曜ロータリークラブ主催のふれあいウォーキングに参加しました。Aコース8㎞、Bコース12㎞、Cコース16㎞ですが、時間差でおこなわれる開会式の都合上、毎年一番短いコースに参加しています。今年も春の風や地域の自然を感じながら楽しく健康づくりができました。このイベントには受付をはじめ、車椅子を押す中学生ボランティアや日赤奉仕団など多くの方々の協力があります。コバトン健康マイレージや歩鴻マップを活用して健康的な習慣を実践していきたいですね。
30年4月 人口知能①.JPG 30年4月 人口知能②.jpg
平成30年度は救急電話相談への開発、県庁業務の効率化、農業(梨)分野における摘果、企業における機械の故障診断など、AIに関連した予算が多く計上されています。民間でも企業の採用や面接、タクシーの乗車接客が今どこにいるかを運転手へ知らせる機能、コンビニでの発注量決定など、多くの情報を生活に取り入れる試みがおこなわれています。県庁の県民案内室にもロボットがお目見えし、庁舎案内や観光案内を実験的におこなっています。数年後には人工知能の活用が当然の時代になっているかもしれませんが、操作技術の取得や人材育成も行わなければなりませんね。
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多くの市民ボランティアの皆さんによって植えられた35,000球以上の球根から咲いたチューリップまつりが鴻巣の花生産の発祥地である寺谷地区で開催されました。今年は暖かい日が続き桜もチューリップも例年より早い開花となりましたが、2日間共にふれあい動物園やステージイベントなど家族連れを中心に賑わいました。現在は少しピークを過ぎてしまいましたが、丹精込めて植えられたチューリップはまだまだ元気に咲いていますので、多くの方に訪れていただけたらと思います。
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3月中旬からの気温上昇で開花が早かった今年の桜。本日は花久の里、川里地域の赤城公園、吹上地域の元荒川、最後に鴻巣公園の桜まつりに出席しました。吹上の桜は街中に元荒川が流れる幻想的な光景から、埼玉自然100選や一度は見ておきたい全国の桜の名所にも選ばれるなど、地域の皆様のご尽力により今年40周年を迎えました。今年の桜まつりは各地域であいにく葉桜になっていましたが、イベントを開催することで交流や親睦に繋がる貴重な機会となったことでしょう。昼は葉桜、夜は黄桜(日本酒)ですね。
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初当選以来、毎年恒例の活動報告会を開催し、昨年に続き上田知事や原口市長など多くの皆様にお越しいただきました。報告会では年度ごとの様々な活動をスクリーンで説明していますが、1年目や2年目の取り組みが成果として表れた事業、今後の実現に向けた取り組み状況など、市と連携した事業を展開しています。県警察運転免許センターは鴻巣市に移転してから30年目を迎えることで、今年度から2年間の継続費として施設の改修予算として約17億円が予算措置されました。(H29.9月の一般質問)
30年3月 横断歩道塗り替え①.JPG 30年3月 横断歩道塗り替え②.JPG 30年3月 横断歩道塗り替え③.JPG
鴻巣駅入り口交差点の横断歩道の塗り替えを行いました。埼玉県の管理する道路延長は約2,800㎞(鴻巣市道は約1,138㎞)で、横断歩道は61,810ヶ所(鴻巣警察署管内の横断歩道は1,871ヶ所)設置してあります。平成30年度は延長215㎞の塗り直しと30㎞分の新設を予定していますので、塗り替え更新や新設の際にはお声がけ下さい。
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県議会2月定例会中ですが、3月9日から22日まで予算特別委員会が行われています。2年ぶりに予算委員会のメンバーとして予算質疑に立ち、知事への総括質疑では圏央道以北への産業立地、アクティブシニアが輝く取り組みについて所見を伺いました。国政調査による市町村の人口増減は圏央道以北で減少し、県内234各駅の乗車客数(黄色のラインは圏央道・青は3%以上増加・赤は3%以上減少・マークなしは-2.9%から+2.9%の間)も地域格差が表れています。鴻巣市は昼夜間人口において79.8%と転出が多いことから、雇用創出・税収確保・定住促進のために産業立地を進めていきたいと思います。
30年3月 埼玉県防災学習センター①.jpg 30年3月 埼玉県防災学習センター②.jpg 30年3月 埼玉県防災学習センター③.JPG
昨年12月からリニューアルオープンに向けて休館していた防災学習センターが21日にオープンします。この度、オープンを契機とした愛称の募集では1,190件の応募の中から「そなーえ」と親しみやすい愛称が決定しました。新たな展示としてスイッチング・シアター・埼玉防災絵巻・日常風景での地震体験など、見どころ満載の展示施設となっています。また、この施設の周知と入場者数の増加を図るべく、他の県有施設(行田浄水場・環境化学センター・こども動物自然公園など)を周るモデルルートの構築を昨年の常任委員会で提案したことから、実現に向けた取り組みが示されています。県民のイツモ防災と減災の意識を高める拠点施設になることを期待します。
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急病やケガの時、すぐに救急車を呼ぶべきか?救急車を呼ばないまでも受け入れてくれる医療機関はどこか?など、緊急時には不安が募ります。一昔前なら同居する親世代や身近な方がいたかもしれません。しかし、近年は核家族化や高齢者のみ世帯が増加していることから、119番通報も増加の一途をたどっています。このような緊急時の対応や相談を通報前に電話相談で解決することで、軽症者の不要な119番通報の抑制から重傷や重篤患者を受け入れる救急病院の負担軽減に繋げている救急電話相談の現場を視察しました。(大人の救急相談は埼玉県医師会、小児の相談は看護協会に委託)この事業は29年10月から24時間365日、看護師による電話相談(小児・大人共通番号♯7119)が始まり、平成28年度は小児で約7万件、大人で約3,3万件の問い合わせがありました。この♯7119に相談した約9割近くの方は119番通報の必要や緊急の受診は必要なかったとの結果です。相談室では看護師が2人~4人体制ですが、今後の高齢化の進展による相談内容の多様化により30年度からはAI(人工知能)技術を開発し、31年度に試験運用と事業開始を予定しています。また、現在FAXで相談をやり取りしている聴覚や発話に障害を持っている方には今後チャット形式の運用が始まることでさらに多くの県民の不安が解消できると感じました。
30年3月 田間宮生涯学習センター祭り①.JPG 30年3月 田間宮生涯学習センター祭り②.JPG 30年3月 田間宮生涯学習センター祭り③.JPG
市内でも人口が増えている田間宮地区約6,100世帯(14,000人)の拠点である学習センター祭りに参加しました。サークル発表、作品展示、ボランティア活動など日頃の活動成果を学びました。子育て期に悩む保護者を支援しているボランティア団体の方に現場の話を伺い、地域と行政が一体となり子育てを支援していく体制の確立を計って行きたいと感じました。春一番後の穏やかな天候のもと、大勢の方が訪れていたお祭りでした。
30年2月 ひな祭り①.JPG 30年2月 ひな祭り②.JPG 30年2月 ひな祭り⑤.jpg
14回目となった恒例のびっくりひな祭りが3月11日(日)まで開催されています。31段(高さ7メートル)を誇るピラミッド型ひな壇のメイン会場をはじめ、川里や吹上地域にも特色あるひな壇が飾られています。花久の里(川里地域)ではサロンに設置された六角すいひな壇と吊るし雛が溢れる茶室には旧家の佇まいに和装の美が溶け込んでいます。また、いが饅頭・川幅うどん・野菜など地域の特産品を販売しており、多くの方で賑わっていました。今後も全国で2つしか存在しない「人形町」の地名をPRし、街の賑わいづくりに取り組んで参ります。
30年2月 消費生活展①.JPG 30年2月 消費生活展②.jpg 30年2月 消費生活展③.JPG
鴻巣市とくらしの会が主催するイベントでは振り込め詐欺の防止・部屋の片付け・クーリングオフ等、市民生活に密着した内容が発表されました。特に振り込め詐欺においては未だ多くの方が被害にあっているため、警察や行政の取り組みを強化しています。しかし、被害がなくならない原因としては、一人暮らしをはじめとした世帯人数の減少・家族間の会話・ご近所付き合いの減少等から被害にあってしまう方が多いようです。今後も違った角度からの注意喚起が必要だと感じます。
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在アルゼンチン埼玉県人会会長の三須氏が県内の中学校で衛星放送を活用した国際理解教育やキャリア教育の授業を展開しています。これまで吉川市や川口市で授業をおこなってきましたが、今回は鴻巣北中学校2年生を対象に開催されました。三須氏からは遠く離れた現地での仕事内容や異文化・生活習慣の違い、さらに埼玉県と姉妹友好州であるオハイオ州(アメリカ)に留学経験のある県職員とヨルダンで活動したJICA推進員の講演も実施されました。生徒からは多くの質疑があり、普段は知らない海外での仕事についての理解を深め、グローバル意識を高められた授業だったと感じます。※訪日外国人は2,500万人を突破し、人口に占める外国人の割合も1.9%(約240万人)と年々増加しています。
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中川流域は利根川・荒川・江戸川に囲まれ、地盤が低く水がたまりやすい地形で洪水のたびに流路を変え浸水被害に悩まされてきた地域です。首都圏外郭放水路は国道16号の地下50mに建設(平成4年に事業着手、平成18年に全区が完成)された延長6.3㎞の地下放水路で、庄和排水機場から江戸川に通水しています。昨年10月まで110回の洪水調整の実績から大きな効果を発揮しています。また、地域の観光スポットとして見学者が増えており、テレビCMやロケ地としても利用されています。
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埼玉銀行の頭取・会長を務めた長島恭助氏の生家を利用して平成6年に開設された長島記念館を訪ねました。築300年以上の母屋には懐かしい昭和の暮らしが再現されており、広大な庭も整備保存されています。展示室には川合玉堂や横山大観の日本画や刀剣など、生前に収集したコレクションが季節ごとに展示されています。長島氏は埼玉経済界の発展にも尽力され、財団では育英事業も始めているようです。吉見県民ゴルフ場の先ですので、ぜひ訪ねてみてはいかがでしょうか。
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今年も小谷地区の冬水田んぼに埼玉県に飛来することはほとんど例のないオオハクチョウが飛来しています。オオハクチョウは埼玉県のレッドデータブックで絶滅危惧種1A類に分布されており、シベリアから千島列島を経由して主に北海道や青森・秋田県など本州以北に飛来するようです。今年はハクチョウが喜ぶ稲の株も多少残し、水深も10センチ~15センチになるよう畦畔を高くしてハクチョウの飛来を待ち望んでいたようです。昨年は一世帯8羽(親鳥2羽・幼鳥6羽)でしたが、今年はコハクチョウの世帯も新たに加わり2世帯が仲良く越冬しています。
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鴻巣市の指定文化財「的祭」祭典が執り行われました。今年も馬室小6年生参加のもと1人1矢を放ち、地域の伝統行事が賑やかに継承されました。今年はNHKも取材に訪れており、夕方6時からの首都圏ニュースで放映されるとのことです。残念ながら今年は的に命中しませんでしたが、地域の発展と五穀豊穣を願い心を込めて矢を放ちました。