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3月8日 ♯7119緊急電話相談の現場

30年3月 緊急電話相談①.JPG 30年3月 緊急電話相談②.JPG 30年3月 緊急電話相談③.JPG
急病やケガの時、すぐに救急車を呼ぶべきか?救急車を呼ばないまでも受け入れてくれる医療機関はどこか?など、緊急時には不安が募ります。一昔前なら同居する親世代や身近な方がいたかもしれません。しかし、近年は核家族化や高齢者のみ世帯が増加していることから、119番通報も増加の一途をたどっています。このような緊急時の対応や相談を通報前に電話相談で解決することで、軽症者の不要な119番通報の抑制から重傷や重篤患者を受け入れる救急病院の負担軽減に繋げている救急電話相談の現場を視察しました。(大人の救急相談は埼玉県医師会、小児の相談は看護協会に委託)この事業は29年10月から24時間365日、看護師による電話相談(小児・大人共通番号♯7119)が始まり、平成28年度は小児で約7万件、大人で約3,3万件の問い合わせがありました。この♯7119に相談した約9割近くの方は119番通報の必要や緊急の受診は必要なかったとの結果です。相談室では看護師が2人~4人体制ですが、今後の高齢化の進展による相談内容の多様化により30年度からはAI(人工知能)技術を開発し、31年度に試験運用と事業開始を予定しています。また、現在FAXで相談をやり取りしている聴覚や発話に障害を持っている方には今後チャット形式の運用が始まることでさらに多くの県民の不安が解消できると感じました。