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12月24日 オオハクチョウ 4年目の飛来

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NPO法人こうのとりを育む会が管理・協力する吹上地区の冬水田んぼにオオハクチョウが4年連続で飛来しています。オオハクチョウは遠く極東シベリアから越冬のために北海道や青森、新潟に飛来します。メディアで取り上げられる多くがコハクチョウであるのに対し、オオハクチョウが埼玉・鴻巣まで飛来することは稀だと伺っています。飛来場所は県の推奨品種米である「彩のきずな」を無農薬で作る田んぼで、冬でも水深15センチを保つことで様々な生き物が生息できる環境を創出しています。少し灰色がかった幼鳥は体つきこそ親鳥と変わりませんが、親鳥の後ろをついて回る仕草はとても愛くるしく感じます。近年、環境に対する評価や取り組みが重要視されており、県の温室効果ガス排出量は2005年の4,296万tから2020年には3,380万tへ21%削減する目標値を掲げています。また、太陽光発電などの再生可能エネルギーやPM2.5対策など、あらゆる世代が環境を意識することで近い将来にコウノトリが鴻巣の空を舞う日が近づくと感じます。