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2月12日 令和3年度 当初予算

②知事会見.jpg 知事会見①.jpg エクモ①.jpg
この日、2年連続して過去最大を更新する新年度予算案(前年度比8.1%増)が発表になりました。明後日から始まる大河ドラマ「青天を衝け」に表現される「新しい社会を明るいものに切り開いていく」、「多くの困難にも負けず高い志を持ち未来を見据え切り開いてゆく」ということを漢詩で示されたのが渋沢栄一翁の言葉です。新年度においてもコロナ対応が最優先の課題ですが、現在の状況として、病床使用率は一般病床数1,321床に対して960床(72.7%)。うち重症者向け病床は142床に対して45床(31.7%)と重症者向けは大きく下がってきています。また、自宅待機者のピーク時は5,000人を超えていましたが、現在は1,500人以下に減少しています。しかし、重症者に含まれない一般入院者数がなぜ減少しないのか、疑問と共にしっかりとした調査が必要だと感じます。また、重症者に対して使用される生命維持装置(エクモ)は昨年2月におこなった日本呼吸療法医学会の調査によると県内では74台の整備があります。この設備は重症呼吸不全や心不全にも使用される機器であるため、常に重症者数はエクモの台数を下回っていることが重要だと考えます。これには、基礎疾患者や高齢者は罹患しない、させないことが大切です。新年度予算案にも重症病床の確保に向けた施設や設備整備など多くの予算が計上されています。*2月9日~の確保病床数1,321床(うち重症142床)