埼玉県議会議員 無所属県民会議 並木まさとしの公式ホームページです。

令和2年活動報告

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11月に所沢市に開館した角川武蔵野ミュージアムはクールジャパンの拠点として行動する文化を世界に発信する日本初のコンテンツモールです。想像、連想、空想をテーマに高さ8メートルの巨大な本棚に囲まれた空間書庫や展示物に至るまで、21世紀ならではのテクノロジーやファンタジー溢れるミュージアムです。隣接するホテルはアニメファンには垂涎の宿泊施設で、多くの声優や原作者のサインがロビーに飾られ、室内はアニメワールドで展開されています。また、角川グループのこの職場では約8割程度がテレワークを実施しているとの事ですが、欧米の会社と見間違う程ゆとりのある職場環境でした。社会では働き方改革の推進が謳われていますが、仕事量や残業など、エッセンシャルワーカーをはじめ業種による制約は多くあります。働き方改革実践企業を増やし、職場の環境と改善を更に進めなければなりませんね。
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今日の特別委員会はこれまでの議論で委員各位から出された意見・提言を踏まえた県の対応状況や考え方について審査がおこなわれました。現在、無症状または軽症者については原則ホテルで10日間程度の宿泊療養となっていますが、感染者数の急増から施設の確保が急務となっています。(吹上地域のルートイン鴻巣が18日から宿泊療養施設として稼働)宿泊施設待ちの自宅療養待機者は家庭内感染のリスクや災害時の避難体制、血中酸素を計測するパルスオキシメーターの確保、保健所との連絡体制と医師によるオンライン診察、容態急変時の搬送など的確なマネジメントが重要になります。また、重要施策を提言する専門家会議の委員は県医師会長や防衛医大の感染症専門医など6名全員が医療関係者です。県経済や雇用への影響を分析する経済分野の専門家を委員に加えることで違う角度からの助言をいただけるのではないかと思います。現在、大宮区・川口市・越谷市において酒類を提供する飲食店には特措法に基づく短縮営業の協力要請が延長されましたが、事業の再開と継続を目的とした中小企業・個人事業主支援金も含め、事業効果をしっかりと検証することが必要です。

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埼玉の三偉人として塙保己一(はなわほきいち)、渋沢栄一、荻野吟子が挙げられます。塙保己一は幼くして失明したにもかかわらず学問の世界に挑戦し、文献集「群書類従」を編集・出版した江戸時代後期の学者です。県立熊谷点字図書館では印刷物を読むことができない視覚障害者のために機器、新聞や雑誌など約8,300タイトルのデイジー図書を全国に発送(県内は自宅宛て、県外は図書館などの施設)しています。また、デイジー録音図書ボランティア20名、点訳ボランティア22名、録音ボランティア62名が図書を必要とする方々を支えています。
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本日、コロナ疑い患者が住み慣れた地域で診察できる医療機関が県HPで公表されました。鴻巣市では20医療機関となっていますが、対象者として「かかりつけ患者」のみを診察する機関が多いことから受診の際にはご注意ください。また、受診の際には必ず予約の上で訪問してください。なお、鴻巣市では65歳以上や基礎疾患のある検査希望者にPCR検査2.5万円のうち2万円の(国1万円+市1万円)の補助があります。
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新型コロナの診察・検査をおこなう医療機関についてのお問い合わせが数件あります。県ではこの医療機関を目標の1,200か所公募(11月19日時点1,057医療機関)し、指定することで一般患者が新型コロナの疑い患者と接触せずにお住いの地域でスムーズに受診できる病院名を12月1日から公表する予定です。受診した医療機関では医師が新型コロナの検査が必要と認めた場合に実施されます。なお、受診先確認のお問い合わせは12月1日8時30分からです。受診先の確認と受診を迷う場合は048-762-8026(埼玉県受診・相談センター、月~土(祝日)を含む午前9時~午後5時30時分)。受診先の確認や一般的な質問は0570-783-770(県民サポートセンター、24時間年中無休)*なお、診察の際には直接医療機関に事前連絡した上で受診して下さい。
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県土鴻巣羽生線の三谷橋交差点前、内田ケ谷線の天神5丁目、行田蓮田線の郷地地区の歩道拡幅が進んでいます。郷地地区の工事は曳家でおこなわれており、地権者のご理解があっての拡幅だと感じます。数年前には笠原小付近の歯抜け歩道が整備されていますので、今回の工事によって郷地橋から笠郵便局までの歩道が完了します。また、天神地区は12月中旬に完了する予定ですが、腐食したカーブミラーが撤去されてしまったため、県を通じて市へ早期の設置を要望しています。
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東京国立博物館で開催中の「桃山 天下人の100年」では花鳥図や織田信長像、千利休の茶道具など国宝から重要文化財まで富と権力を誇示する時代の展示品が並んでいます。桃山時代は織豊時代(織田信長と豊臣秀吉)とも言われ、政治とともに美術も変革の時代であったようです。絵画では狩野元信から孫の永徳、その孫の探幽、また永徳のライバルであった長谷川等伯の障屏図(国宝 松林図屏風)など、室町末から江戸初期まで激動の100年は武将を背景とした豪華絢爛な作品が多く生まれたことが分かります。また、県の歴史と民俗の博物館では新収集品の企画展を開催していますので足を運んでみてはいかがでしょう。
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埼玉県埋蔵文化財調査事業団が主催する箕田地区の平右衛門遺跡発掘調査見学会に伺いました。ここは上尾道路Ⅱ期工事の建設予定地で、古墳時代から奈良・平安時代の竪穴居住跡であり、江戸時代の陶器や一朱銀なども発見されています。硯が発見されたことで字を書いていたことや天目茶碗の発掘により茶の習慣があったことなどが分かるようです。住居跡は関東ローム層の中に黒土が混じっている柱跡や火を炊いたかまど跡が確認できました。夏に伺った際には総勢30名ほどが炎天下で作業をしている光景でしたが、遺跡の発掘作業はAIなどの導入が難しい分野であり、専門調査員の地道な活動に頼らねばなりません。まだ数年続く調査で新たな発見に期待したいですね。
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会派会議の後、浦和区大原にある障害のある人の社会活動拠点施設「障害者交流センター」を視察しました。この施設は平成2年に開設され、障害のある人もない人も互いに支え合い、地域でいきいきと暮らせる社会の実現を基本理念として、誰でも温水プールや体育館が利用でき、年間約20万人の利用者があります。社会活動を支援するために文化・芸術部門では工芸・調理・音楽など体験や創造から鑑賞に至るまでサポートされており、スポーツ指導部門では競技・楽しむための生涯スポーツを通じてリハビリや健康づくりを見つける支援をおこなっています。施設は障害者が利用する視点に立ったあらゆる機能が確立されており、職員の万全なサポート体制を見ることができました。ブラインド卓球や車いすバスケットなどいくつかの競技を体験させて頂きましたが、ハンデキャップを持つ方の苦労を体験し、普段の生活においても互いに助け合う交流を通じた理解が大切だと感じます。
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今年で8回目を迎えた「わんわんパトロール宮前本田」焼きいも会にお招きいただきました。この団体は小学生の登下校見守りボランティアや地域の防犯パトロールを通じてリスクヘッジを行政に伝えるなど、誰もが安心して住める地域づくりをモットーに、道路修繕やカーブミラーの設置の働きかけをおこなうなど日頃から精力的な活動をおこなっています。また、以前はゴミの不法投棄が多かった市有地を清掃し、コスモスの植栽をおこなうなど、環境美化活動にも積極的に貢献していただいています。箕田小学校前の県道に学童注意の路面表示や交差点のカラー舗装・注意発起など、私も要望を受けて県へ働きかけるなど共に安全対策に取り組んでいます。
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休止していた朝の駅頭を再開しました。すっかり寒くなりましたが、しばらくぶりにお会いした方たちからのお声がけを大変うれしく感じました。コロナの影響による時差勤務が進んでいるのか、乗車人数がかなり減ったように感じます。埼玉県内の駅は237駅ありますが、平成30年度の駅利用者数ランキングによると鴻巣駅の乗降客数は1日平均約39,300人で54位です。(107位吹上駅18,062人、116位北鴻巣駅14,548人、1位大宮駅516,216人、2位浦和駅190,128人、3位和光市駅179,723人)また、駅頭途中に鴻巣保健所長にお会いして状況を伺ったところ、先週あたりから管内の陽性者が増加傾向にあるため、非常に忙しいのことでした。鴻巣市でも先週から陽性者が増加傾向にありますので、医療機関がひっ迫しないように早めのインフルエンザ予防接種をお願いいたします。
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9月定例会の最終日に来年度の予算編成に向けて無所属県民会議の会派要望698項目を知事に提出しました。また、鴻巣市からの要望と1年間の活動の中でいただいた意見や自分で気づいた事項も地元要望として挙げました。今回の要望としては、来年度から飼育・放鳥に向けた取り組みが進んでいるコウノトリ関連の人的支援・技術的支援に加え、一般質問でおこなった財政支援。難病申請を医師から直接保健所に申請できるデジタル化。職員採用におけるスポーツ枠を加えました。また、知事30%、副知事20%、教育長・公営企業管理者ら10%が12月末まで給与を削減してコロナ対策推進基金に積み立てる給与減額案は自民のみの否決により、畑知事在任中以来31年ぶりに知事提出議案が否決されました。さらに、私たち無所属県民会議が提案者となった議員報酬及び期末手当の額の特例に関する条例案(給与20%と期末手当20%削減)も同じく自民の単独否決によって成立しませんでした。
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私が一般質問でおこなった「県道 東松山鴻巣線、御成橋を含めた荒川河川区域内の4車線化」が今朝の建設新聞1面で取り上げられました。*中央の写真は昭和40年竣工式の写真です。の質問内容はコチラ⇒道東松山鴻巣線は東松山市から吉見町、鴻巣市に至る幹線道路であり、国道254号や国道407号に接続し、また、荒川を越えた御成橋東交差点では上尾道路とも交差する予定となっています。現在、県では企業立地ポテンシャルを高めるため、埼玉県の骨格を形成する主要な幹線道路である4路線、4箇所について開通目標年度を公表し、インターチェンジへのアクセス機能強化を図る道路整備が推進されており、この路線では現在、令和3年度末の供用開始を目指して「道の駅 いちごの里よしみ」から「久米田交差点」までの4車線化工事が進められています。東松山鴻巣線の最重要課題は河川区域である川幅日本一2,537㍍の荒川に架かる御成橋の4車線化であり、事業にあたっては河川区域内の都市計画の変更や805㍍の御成橋と共に横提区間の工事が挙げられます。現在の御成橋は55年前の昭和40年に3.8億円の建設費をかけて完成し、竣工式には当時の知事が出席するなど、待望の橋梁であったことが当時の記録から見て取れます。現在、圏央道桶川北本インターチェンジから国道17号バイパス鴻巣市箕田交差点を結ぶ上尾道路期工事9.1㌖の事業化によって用地買収も進んでいることから、この路線が接続する御成橋東交差点までの4車線化が待たれます。県内では東西を結ぶ路線には4車線は少なく、災害時の緊急輸送道路としても重要であることから早期の整備が必要です。御成橋を含めた荒川河川区域内の4車線化の見通しについて問う。

9月議会一般質問① (2).JPG 9月議会一般質問② (2).JPG 一般質問記事 埼玉新聞.png
平成29年12月定例会以来、1年10ヶ月ぶりの一般質問をおこないました。議長・副議長・監査委員といった、いわゆる3役以外の議員が定例会ごとに質問できる市議会とは異なり、県議会では会派の所属人数を按分した形で質問人数が割り振られています。そのため、私の所属する14名の会派「無所属県民会議」では議会ごとに2名の議員が一般質問をおこなえます。昨年、新たな任期が始まり会派内では私が最後の登壇者でしたので、約2年がかりで所属議員が一周したことになりました。次回はいつになるのか気になりますが、今与えられている職責をしっかり担えるよう、魅力あふれる埼玉・鴻巣の実現に向けて取り組んで参ります。
歩道前①.jpg 歩道後①.JPG 歩道後.JPG
要望していた歩道整備が進むことになりました。県道内田ケ谷線は大型車両も多いことから「ひばり野」交差点手前までは両側に歩道の整備が完了しています。しかし、17号に近い天神5丁目では数十メートルに渡って歯抜け歩道があったことから地域から要望をいただいており、知事への要望を毎年おこなっていました。11月には工事に着手する予定で、それまでは単管パイプで転倒防止などの注意喚起をおこないます。現在、カーブミラーが設置してありますが、移設をおこなうなど適切に対応していく予定です。
令和2年9月16日①.JPG 令和2年9月16日②.JPG 令和2年9月16日③.JPG

今月に入ってから県内各種団体から来年度要望のヒアリングをおこなっています。商工会連合会からはコロナ禍で厳しい経営状況が続いてる現状や持続化給付金の対象外になっている事業所支援などがありました。先のコロナ特別委員会では売上と休業による2つのスキームがあった方が良かった点を質問しています。土地家屋調査士会からは電子申請などのデジタル化、オンライン化の要望がありました。医師会からは①防護服など感染症装備品の拡充②感染症指定病院の見直し。③入学者が減少している看護養成所に通うための返済不要の奨学金制度。現場で活躍される方々の実情をお聞きすると多くの課題が見えてきますね。

令和2年9月3日①.jpg 令和2年9月3日②.jpg テレ玉.png
本日も新型コロナウイルス感染症対策特別委員会が開催されました。これまで財政・組織・医療などの分野別審査がおこなわれましたが、本日は教育・経済・産業についての審査でした。先日、医療での質疑で陽性者は累計数だけではなく市町村別に現在数・入院患者数・宿泊療養者数・自宅療養者数・調整中・退院または療養終了を公開するよう求めました。そこで、同内容を市に提案したところ早速、HPで情報公開をしていただきました。これは市町村ごとの現状を把握することで市や各団体は今後の計画の参考にできること。家庭内感染や濃厚接触者の情報によりリスクが少しでも回避できること。医療従事者が人材や体制を整えられること。入院先の病床数や宿泊療養先の空き部屋の参考にできること。市町村が現状を把握することで災害時や緊急時に避難所運営方針に役立つこと。また、何より市民に的確な情報を周知できること。等が挙げられます。*毎日状況が細かく変わりますので、2回/月の更新になるようです。
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新型コロナに対する県の取り組みの検証と今後の対策について設置された2回目の特別委員会が開催されました。今回の分野別では財政・組織・情報発信についての審査がおこなわれました。これまで約2,000人以上の職員が部局を超えて応援対応に当たっていますが、県民1万人あたりの職員数が全国一少ない11人である本県(全国の都道府県平均は23)は時間外勤務が増えている状況から定数増が欠かせないと思います。この10数年間で1,200名以上の職員数が削減されていますので、必然的に時間外労働が増えてしまっている傾向があります。県職員は一部を除き労働基準法36協定(33条による)の対象外になりますので、定数増を図るべく「時間外労働および総勤務時間の縮減のため職員の増員を図るなど実効性のある働き方改革を進めること」と意見・提言をおこないました。

東松山鴻巣.JPG 御成橋.jpg ①東松山鴻巣.JPG
東松山鴻巣線、鴻巣川島線の整備を促進する期成同盟会で要望活動を行いました。東松山鴻巣線は上尾道路と接続予定の御成橋東交差点から東松山市の国道407号までの区間を4車線化に要望するもので、現在まで吉見町「古名」交差点から「道の駅いちごの里」までは既に4車共用済みです。また、令和3年度までには「道の駅」から「久米田交差点」までを4車線化に整備することが公表されています。東松山鴻巣線の難関は河川区域である川幅日本一2,537㍍の4車線化であり、事業にあたっては河川区域内の都市計画区域の変更や805㍍の御成橋の工事(新規にかけ替え、または上流側に橋の増設など)です。県内を見ると東西を結ぶ路線には4車線が少なく、緊急輸送道路としても重要であることから早期の整備が必要です。*中央の写真は昭和40年10月の御成橋竣工式の様子で下流側にはまだ歩道がないのが分かります。
8月7日コウノトリ①.jpg 8月7日コウノトリ②.JPG 8月7日コウノトリ④.jpg
今年40周年を迎えた埼玉県こども動物自然公園では特別天然記念物であるコウノトリを県内で唯一飼育しています。約30年前に初代園長が国内で絶滅したコウノトリの保護と野生復帰を目指して中国より譲渡されたことに始まりました。その後25年間は環境などによって繁殖できなかったようですが、今までに5羽が育ち野田市などで放鳥に向けた飼育がおこなわれています。現在は4羽(福岡生まれ1羽、多摩動物公園生まれ2羽、当公園生まれ1羽)が飼育されており、餌は冷凍アジ、幼鳥の場合はドジョウを与えているとの事です。鴻巣市ではコウノトリの飼育ゲージの建設をおこなっており、来年度以降は埼玉県で初プロジェクトとなる野生復帰(放鳥)を目指しています。現在、自然界には200羽のコウノトリが存在していますが、環境や自然保護など、人にも生き物にも優しい生物多様性を意識したいですね。
7月27日特別委員会にむけた勉強会①.JPG 7月27日特別委員会にむけた勉強会②.JPG 7がつ27日特別委員会にむけた勉強会③.JPG
県議会では新型コロナウイルスによるこれまでの対応を検証し、第2波以降に備えるため、18名で構成される「新型コロナウイルス感染症対策特別委員会」が設置されました。審査スケジュールは12月議会までの予定で長丁場な委員会になりそうです。委員は会派の所属人数で按分されますが、私の所属する会派から私を含め3名が選出されました。新型コロナウイルスは4月7日の特措法第45条1項における外出自粛要請時期が「拡大期」でしたが、現在は「再拡大期」にあります。委員会ではこれまでの課題をしっかり把握し、医療体制や中所企業支援などの検証から次の対策に向けて取り組んで参ります。
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1か月前の6月18日は県内陽性者が2人(累計1,025人)でしたが、今日までで20日間連続の2桁が続いています。県内最大数は4月15日緊急事態宣言中の61人でしたが、都内の感染者数の増加を考えると昨日の51人と今日の49人はそれに迫る勢いどころか数日後には突破してしまう可能性があります。県HPでは毎日18時30~19時頃に発生情報が掲載され、年齢・性別・職業・同居家族の他、居住地が記載されています。この居住地の「県外」とは埼玉県外に居住している方が、埼玉県内で検査受診(陽性)と判明した方を意味するなんとも不思議なカウント方法です。感染症法では検査受診(陽性)と判明した場所(都道府県)で計上することになっています。つまり、未だ感染者がいない岩手県で都内に居住する方が検査受診で陽性であった場合は岩手県で初めての感染が出たことになってしまいます。県民の不安や風評被害も考えられることから正しい情報発信のためにも法改正が必要ではないでしょうか。
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私が所属する消防団では毎月第一月曜日と第三日曜日に担当地区の巡回、消火栓と防火水槽の確認、機械操作と放水訓練を実施しています。先日、免許センター前の用水路で放水訓練をおこなっていたところ、かわいいカモの親子に出会いました。様子を見るために少し近づいてしまいましたが、必死に子を守ろうと周りを気にする親ガモに子育ての苦労と愛情を感じました。先日、またネグレクト(育児放棄)による痛ましい事件が発生し幼い命が失われてしまいました。乳幼児健診の受診の有無などから児童相談所や警察との連携を含め、改めて体制を見直す必要があると感じました。
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上尾道路の計画線上にあたる箕田地区で埼玉県埋蔵文化財調査事業団が発掘調査をおこなっています。ここは箕田源氏ゆかりの地で平右衛門(へいえもん)遺跡と名付けられ、調査によると平安時代~鎌倉時代のものであるそうです。遺跡名称の多くは小字(こあざ)名などを使うことが一般的であるようです。試掘時には関東ローム層を平たく採掘することで赤土に交じって黒など、異なる土が出ることで遺跡の有無が分かるようです。国道を建設するにあたっては国(国交省)から県へ埋蔵物(遺跡など)の情報照会があり、その後、試掘調査の実施から国が事業団に委託して調査がおこなわれます。県内には約11,000か所の遺跡がありますが、悠久の歴史を大切に保存していきたいものですね。

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信号機に地点名標識(三谷橋)を設置した鴻巣羽生線(県道32号)鴻巣市鴻巣地区内の寿橋の改修工事と歩道の整備が進められています。ここを通学路とする児童・生徒は安養寺や笠原から北小や北中へ通学しています。通常であれば安養寺や笠原地区の通学区域は笠原小学校になっていますが、笠原小学校までの距離が2キロを超える場合は北小への指定校変更が可能です。中学校の場合には笠原地域からは北中に通っていますので、通学路になっている寿橋の整備による歩道の確保によって安全な通学路が確保されます。また、今年度は内田ケ谷線、天神5丁目(セカンドストリート裏)の歯抜け歩道も整備する予定となっています。

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全国的に新型コロナウイルスの感染者数が減少してきた中、6月定例会が始まりました。今議会ではマスク着用の他、「蜜」を避けるための措置として92名の議員を3班に分け、一般質問時には(採決時は除く)約30名が委員会室に集まり中継画像を通して出席することとなりました。新型コロナウイルス感染症対策の補正予算(第5号)として107億4,118万円が計上され、今後追加提出される補正予算(第6号)との合計額は県政史上最大の一般会計(2兆1,770億3,002万円)となります。主な内容として、抗原検査の導入や民間検査機関におけるPCR検査体制の拡充、入院医療機関の病床確保、市長村が実施する感染症対策への助成、中小企業や個人事業主等に対する家賃補助、臨時休校による学習の遅れを解消するための学習指導員の市町村への配置などが挙げられます。一般質問は19日から始まり、会派からは川口市の岡村議員、行田市の柿沼議員が登壇致します。
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前回、安養寺堰付近でおこなっている河川改修(浚渫)の状況を見てきましたが、今回は四郎兵衛橋から笠原大橋までの状況を視察しました。昨年の台風19号では郷地落排水樋管付近で護岸内に埋められている土嚢が溢水によりむき出しになり、樋管に逆流するなど県道行田蓮田線が一部水没しました。施行順序として、1工区を四郎兵衛橋(常光地区)から笠原大橋、2工区を笠原大橋から郷地橋、3工区を郷地橋から三谷橋に分けて施行者が決定し、護岸の嵩上げ前に樹木の伐採と土砂の撤去をおこないます。梅雨前の渇水期では河川内に多くの土砂が堆積していることが分かります。土砂の撤去は9月末で完了し、護岸の嵩上げに移行する予定です。

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昨年秋の台風19号では県内でも大きな被害があったことから「災害に強い埼玉の構築」として、県土整備部予算は前年比14.4%の予算を確保しています(国の直轄事業を除いて約105憶円)。特に、堤防の強化・河道の確保・排水機場の耐震補強などを進めますが、市内では河川中の雑木伐採や溜まった土砂を取り除く(浚渫)をおこなっています。昨年からの雑木伐採が完了し、現在は安養寺堰の上流に溜まった土砂を搬出する作業が始まりました。河川内に工事車両が搬入できないためか、搬出する土砂でスロープを作りながら進めているように感じました。今後は元荒川の護岸の嵩上げも予定されていますので、小まめに現場に足を運びながら進捗を確認したいと思います。

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本日、新型コロナウイルス対策として、砂川・橋本両副知事をはじめとした部長、教育長と会派役員との会議が開催されました。まず、現状として、県民サポートセンターの電話についてはピーク時が2,000件、保健所は1,000件であったが、現在はその半数程度でつながり易いとのこと。次に、県が確保している陽性患者の病床数は602床ですが、現在の使用数は106床であるため、今後は確保する病床数を減らしていくとのこと。ただし、第2波以降のためにいつでも確保できる体制を構築していく必要があります。中小企業・個人事業主支援金の申請については5月7日から受け付けており、約2週間で26,853件の申請がありました。内訳は電子申請90%、郵送10%となっています。なお、添付書類等の不備については申請から3日程度で連絡が来るようですので、連絡がない場合は受付が完了したことになるようです(ただし、=支援金の支給とは限りません)次に、今後の新しい生活様式実施店の認証については絵に描いた餅にならないよう提言を行いました。
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この数日は新型コロナウイルスの陽性者が5人以下となっていることから、自粛や3密を避けての取り組み効果が出始めているのかもしれません。しかしながら、専門家の指摘によると感染源の不明から第2波以降を注意しなければならないとされています。陽性者は確かに減少していますが、今もなお医療現場で治療にあたる医師や看護士などがいることも忘れてはならないと感じます。そこで、現場で働く方々を応援しようと、埼玉県ゆかりの選手や企業からマスクや食料など、多くの寄贈がありましたのでいくつか紹介したいと思います。プロゴルファー石川遼選手からは契約している企業が製造販売しているフェイスシールドグラス1万セット、サッカー原口元気選手からはマスク1万枚とリストバンド1,000個など、プロ野球埼玉西武ライオンズ松坂大輔選手からはマスク5万枚。その他、企業や団体などからも様々な寄贈を頂いています。終息に向けてもうひと踏ん張り、逆境を乗り越えましょう。
埼玉県の中小企業・個人事業主支援金(第1弾)の申請が5月7日(締め切りは6月15日)から始まっています。産業労働部に確認したところ、今朝の時点で申請件数は14,520件となっています。締め切りまで1か月ありますが、申請は到着順から確認作業を進めているとのことです。また、支援金は早い方で5月中にお振込みになるようです。休業日数については、短縮営業(0.5日として加算)をしつつ、テイクアウト・デリバリー営業(0.5日として加算)を行っている事業者は1日分の休業として加算できないことをお確かめ下さい(あくまで0.5日として加算)。さらに、電子申請の際には「受け付けました」との確認メールが届きますが、迷惑メールに振り分けられてしまった方も多いためご注意下さい。
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先週に続き、今週も自転車で川里地域を回りました。市内においては人口減が続く厳しい状況ですが、川里地域は区画整理事業や住宅ニーズによって人口が増加しています(H228,400人~R258,554人、鴻巣地区H2226,335人~R2524,831人)。そこで、活動が広範囲に及ぶことから自転車が必須になります。普段は車での移動が中心になってしまいがちですが、徒歩や自転車で見聞を広め、多角的な視野を広げるために市議会議員時代から続けている大切な活動です。各所で飲料をいただきながら会話するなど、長時間でしたが天候にも恵まれたおかげで楽しく活動ができました。いくつかの相談・要望をいただきましたので、早速、取り組みたいと思います。また、会派のリモート会議でそれぞれの取り組みについて打ち合わせを行っております。
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430日、21時34分に臨時会が閉会しました。私が所属する企画財政委員会では新型コロナウイルスの蔓延防止、医療体制の整備、経済の回復・活性化のための「埼玉県新型コロナウイルス感染症対策推進基金」を設置して、県企業局から100億円の借り入れをおこなう条例などが全員の賛成で可決されました。また、感染症応援資金を創設し、制度融資枠を3,600憶円から8,000憶円に拡大しました。個人事業主・中小企業については、現金給付で支援する「中小企業支援金(上限30万円)」は、産業労働企業委員会で審査をおこない、関係する補正予算を執行する上での「決議」が可決しました。全委員の賛成で成立し、本会議でも全委員が提案し、賛成・可決されました。決議の内容は①埼玉県中小企業・個人事業主支援金の支給要件については、知事が支援金の考えを表明した417日以前の休業の捉え方を事業者の実態に合わせ更に弾力的に運用するとともにその周知徹底をすること。②支援金の支給を速やかに行うこと。2点です。困っている個人事業主・中小企業の支援について、県がこれまでの方針から積極的に支援するよう求めるものです。*議員座席は1席づつ空けたことで両側の通路・後方スペースを活用しました。

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明後日の30日に新型コロナウイルス感染拡大の収束を図るため、医療体制の整備や事業者支援等の議案を審議する臨時議会が開催されます。議案として郡市医師会と連携して発熱外来とPCRセンターの設置、コールセンターの電話回線の増設、衛生研究所の検査機器の増設、入院患者受け入れの協力金・看護職員手当、軽症患者を受け入れる宿泊施設、休業した事業者への支援など、511億円の補正予算が組まれます。私たちの会派ではそれぞれの選挙区の県民から頂いた要望や意見をリモート会議で議論・集約し「県民の声」として知事に届けています。未だ収束が見えない感染症ですが、しっかり成果が見える形になるよう英知を結集して取り組んで参ります。
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要望していた交差点3箇所の名称板が設置されました。これまで「東小学校入口」・「人形」・「安養寺(中)」などを設置してきましたが、交差点に名前を付けたことで現在地の把握や道案内がし易くなったとの声をいただいています。交差点名の設置基準は公共施設、道路構造物、観光・歴史名所、住居表示(鴻巣市「鴻巣」や鴻巣市「屈巣」)などが原則となっているため、地域に親しみのある町内会名や自治会名「上三谷」「中郷」等の名称は残念ながら使用できないこととなっています。例えば、中山道の加美交差点は加美町に位置していますが「加美」と標記され、17号の神明交差点は神明町に位置しますが「神明」と標記されているのは前述のとおりです。今回、設置した「三谷橋」交差点は「フラワー通り入口」も検討されましたが、名称が長いこと、北側が「市ノ縄」であること、また17号バイパス交差点に箕田(北)が設置されていることから「三谷橋」となった経緯があります。また、屈巣(西)屈巣(東)については「屈巣」が既に設置されていることから方位での標記になりました。※「名称が重複する場合は(東)・(西)・(南)・(北)や(上)・(中)・(下)を使用します。」名称板が設置されることで目的地を明確に伝えることができ、また、現在地の把握にもつながりますので、今後も名前のない交差点の名称板設置を進めて参ります。
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緊急事態宣言中の免許センターを利用者が多い時間帯の8時過ぎに調査しました。雨天により電車を避けマイカーで来られている方が普段より多いためか、すでに駐車場には多くの車両が埋まっています。かなり奥に誘導されましたが、まだ次々に車両が入ってくる状況です。コロナ対策として、施設入り口には警察官2名が待機し、サーモ検温と消毒の声がけをしていました。また、対面しなければならない証紙の購入や交通安全協会のカウンターには飛沫防止の透明カーテン等で工夫はしていますが、かなり混んでいる印象を受けました。免許の延長措置については先日、警察庁より方針が出されていますが、年配の方が職員に問い合わせしをしていましたので、混雑解消のためにも郵送可による周知を更に図っていくべきと感じます。*免許の有効期限が迫っている方(313日〜731)は郵送手続きによって3ヶ月の免許証の延長ができます。県による緊急事態措置(第2弾)発表では自動車教習所や延床面積が1,000平方メートルを超える教育施設の使用停止、もしくは開催停止の協力を依頼しています。県内各地から訪れる方からの不明な感染経路によって警察官が感染してしまった場合は警察署も含めて現場の人員不足も危惧されますので、免許保有の権利などを確実に考慮しながらの対策が急務だと感じます。

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新型コロナウイルスの感染拡大が止まらない状況です。また、3月2日からの学校休校で、子ども達の学力低下・不登校など心身への影響がとても気になります。昨日まで会派の支部に寄せられた意見として、感染者の受け入れ先の確保、私立幼稚園・保育園への指針、免許センターにおける免許更新・新規取得・高齢者講習など、問い合わせをいただいた「県民の声」を知事に届けています。そして、感染症患者の受け入れ先はホテル施設の確保、私立幼稚園・保育園へは適切な措置を講ずるといった(休業要請)指針、免許書については免許センターに出向くことなく郵送にて保有免許の3ヶ月延長の運用が開始されました。感染症の拡大を食い止めるためにも党派を超えて一丸となって取り組まなければなりません。*自粛要請施設などの問い合わせ:緊急事態措置相談センター048-830-8141(9:00~18:00土日・祝日も実施)*県民の問い合わせ先:埼玉県新型コロナウイルス感染症サポートセンター0570-783ー770(24時間土日・祝日も実施)*4月10日現在の県内陽性者数338人(前日比+30人)
花のオアシス①.JPG 花のオアシス②.JPG 花のオアシス③.JPG
毎年、多くの方がチューリップを見に訪れる花のオアシスですが、今年は新型コロナの影響でイベントが中止になりました。花のオアシスのある寺谷地区は鴻巣の花産業の発祥地であり、市民ボランティアの皆さんによって40,000球の球根の植え込みをおこなって頂いています。イベントは中止になりましたが、天候に恵まれる日には多くの人で賑わうとともに、ボランティアの皆さんの植え込み作業風景が浮かびます。現在は外出の自粛要請など様々な制限がありますが、3密にはならない外の空気と素晴らしい景色の花のオアシスへお出かけしてみてはいかがでしょうか。なお、市ではチューリップ畑の魅力をフォトやインスタで募集していますので、発信してみてはいかがでしょう。※応募期間4月28日まで1人3点まで。
春季品評会①.jpg 春季品評会②.JPG 春季品評会③.jpg
花き業界をリードするフラワーセンターで全国からエントリーされた生産者の技術や新品種を評価する春季品評会が開催されました。この品評会は春季と冬季の年2回開催され、買参人(セリで落札する方)や農業技術センター職員などの専門家を含めて県知事賞や市長賞を選考するものです。また、私も素人ながら毎回審査委員を務めていますが、今回も洋蘭・観葉植物・一般鉢物など258点が出品されました。花業界は景気の低迷から産業自体に影響を受けており、さらに新型コロナの影響で卒業式や歓送迎会などの中止から売り上げが落ち込んでいます。花は贈り物以外に購入する機会が低いといった調査がありますが、景気の底上げを図るべく自宅花壇での装飾やプレゼントなど、購入の機会を増やしてみてはいかがでしょう。
吹上地域の桜①.JPG 吹上地域の桜②.jpg 吹上地域の桜③.jpg
「埼玉の自然100選」や「一度は見に行きたい日本の桜名所&名桜700景」の元荒川の桜。昭和28年頃に商工会青年部が中心になり、元荒川を活かす活動で植樹されたようです。この日は天候にも恵まれて、この数日で一気に7分咲きくらいになったとの事です。例年は賑やかな花見スポットですが、新型コロナの影響で宴会はお控えください...との看板どおり、飲食を伴う宴会(花見)は見かけませんでした。日本人の真面目さや規律を守る意識は素晴らしいと感じると同時に各イベント中止による影響が心配されます。明日は本会議が開催され、コロナ対策費として約30億円の補正予算が組まれる予定です。

マイクロプラスチックの河川調査①.jpg マイクロプラスチックの河川調査②.jpg マイクロプラスチックの河川調査③.jpg
埼玉県は県土に占める河川面積が日本一であることから、海に流れ込むマイクロプラスチック(直径5ミリ以下)も多いと想像できます。マイクロプラスチックの調査は海洋では実施されていますが、河川ではほとんど実施されていませんでした。そこで県では環境省が海洋で実施している調査方法に準じてプランクトンネットを用いて5河川・10地点(市内では元荒川の渋井橋と荒川の御成橋)で表層調査をおこないました。2018年は国内で約900万tのプラごみが発生しており、プラスチックとして再生利用されるものは208万t、エネルギー503万t、埋立焼却が142万t、海洋へは2~6万tが流出しています。自然環境への保持・意識が高まる中、ゴミの削減と共に、各自治体が定める分別や再利用(洗ってからのゴミ出し)を考えた1人1人の意識が必要になります。※1立方メートル(1,000ℓ)あたりの個数
歯抜け歩道①.jpg 歯抜け歩道②.JPG 歯抜け歩道③.jpg
県では「5か年計画」や「まち・ひと・しごと創生総合戦略」で様々な施策の目標値や指標を定めています。「幅の広い歩道の整備延長」はH26年に1,328㎞、H29年に1,357㎞、また5か年計画の目標値ではR3年度末に1,412㎞まで整備することとなっています。市内の77号行田蓮田線(郷地)、308号内田ケ谷線(天神4丁目)において、用地交渉から歩道の整備がすすめられることとなりました。県管理道においては日頃の活動や移動中に目配りと気配りをしながら修繕や補修依頼を北本県土整備事務所に要望しています。未だ市内には通学路にかかっている歯抜け歩道や交通量の多い箇所が複数ありますので、今後も安心して通行できるための歩道整備に努めてまいります。
妻沼ゴルフ場①.JPG 妻沼ゴルフ場②.jpg 妻沼ゴルフ場③.JPG
県議会の産業労働企業委員会の行政報告として妻沼ゴルフ場の営業終了報告がありました。妻沼ゴルフ場は昭和63年に県企業局が設置し、熊谷市が国から河川占用許可を受け、現在は(株)さいたまリバーフロンティアに公園施設設置許可されています。利用者実績としてH12年度は2.9万人、H30年度は最多の4.9万人が利用しています。営業終了の理由としては、国交省の首都圏氾濫区域堤防強化対策事業が利根川右岸に位置するコースに大きく影響すること。また、あり方検討調査として運営損益が大幅な赤字になる事から6月末での営業終了となり、9月末の河川占有許可期限で廃止されます。今後はキャンプ場やBBQ場などの要望もあるようですが、地元熊谷市との協議により跡地利用が決定されます。
おおとり公園①.JPG おおとり公園②.JPG おおとり公園③.JPG
3月30日に完成記念式典が開催される鴻巣駅入口交差点「おおとり公園」の整備が進められています。全国47都道府県を巡る聖火リレーは3月26日に福島県をスタートして、7月7日からの3日間は埼玉県内を回ります。鴻巣には9日におおとり公園を出発し、北本市へ中山道を進むルートが決定しています。(セレブレーション会場はさいたま新都心)24日に都庁をゴール、そして新国立競技場へと聖火が運ばれ開会式となります。おおとり公園は駅前交差点の好立地を生かし、駅利用者の防災拠点、また祭事や多彩なイベントの開催など、利用価値の高い公園として今後は大いに賑わいを演出してくれることと思います。
北新宿生涯学習センター①.JPG 北新宿生涯学習センター②.JPG 北新宿生涯学習センター③.jpg
北新宿はJR高崎線で東京駅から約60分の吹上駅と行田駅の中間に位置します。この地区は市が進める土地区画整理事業によって全国的な人口減少の中でも5年前比で人口600人、230世帯増のポテンシャルの高い地区です。施設内には児童センターも併設しており、クライミングウォールのある遊戯室や児童図書室など、今後は文化・芸能活動の拠点、将来を担う子ども達の遊び場となることが期待されます。また、核家族化が進展する中で、保護者が育児の不安を解消する交流の場になるなど、地域の中心的な役割を担う施設になるでしょう。
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大野知事が県内の企業や団体などを訪問し、現場の声を施策に取り入れる「知事のふれあい訪問」が地元で開催されました。コンタクトレンズで有名な(株)シード鴻巣研究所・ふくろうの森保育園(シード保育園・学童保育フクロウの森)・花久の里の3ヶ所を訪問しました。(株)シード鴻巣研究所は450名の正社員と203名のパートさんが勤務し、厳しい衛生管理のもと1日あたり150万枚のレンズを24時間体制で生産しています。質問した環境への配慮、取り組みについては社内で定めるブループロジェクト方針を遵守し、生産過程で使用される廃プラスチックを製造工程やパレットで再利用することで、県が定めるCO2排出基準をしっかりクリアしています。ふくろうの森保育園は人口減や出生数の減少など鴻巣市が抱える地域課題と子育て世代のお子さんの預け先や出産後の離職など企業課題をマッチングさせることで地域を取り巻く生活環境に対応しています。花久の里は花・食・音楽のコンセプトからバラを活かした庭や手作り品で飾られる茶室などボランティアの皆さんが積極的に係わることで地域おこしから街おこし、賑わいの創出に繋げている施設です。川里産の小麦あやひかり100%を使った田舎汁うどんに知事も舌鼓を打っていましたょ。
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市政施行65周年記念の郷土芸能まつりが5年ぶりに開催されました。郷土芸能とは埼玉県指定無形民俗文化財や鴻巣市指定無形民俗文化財に指定される地域の獅子舞やお囃子などで、これまで代々地域に受け継がれてきた伝統文化です。五穀豊穣、無病息災、天下泰平など地域の安寧と発展を祈願して神社に奉納されたと伝えられています。長い間、伝統を守りご尽力されてこられた先人達の思いをこれからも大切に継承していきたいものですね。
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中国から感染が拡大している新型コロナウイルスによる肺炎への対策を求めて会派で知事に緊急要望をおこないました。県では保健所などへの電話相談が1月24日(金)に僅か1件でしたが、29日(水)には300件を超え県民生活への不安が広がっています。妊婦さんや子供への影響、学校生活においては中国人家庭への偏見など、蔓延を防止する施策が急務となっています。県職員の動員体制は本庁204名、保健所などの地域機関217名を基準とし、感染症患者は国立病院機構埼玉病院(和光市)やさいたま赤十字病院で対応しています。本県は他県、国よりも早く相談体制を構築しており、引き続き緊張感を持って対応にあたっていくと知事から発言がありました。今後、観光や経済への影響、また各地でのイベントなど、どのような影響が出てくるのかが心配されます。
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埼玉スーパーアリーナで開催された今年で17回目となる彩の国ビジネスアリーナ2020に伺いました。国内外から680社の企業・団体が出展してロボット、AIをはじめとした産業分野の優れた技術や製品がPRされました。航空・宇宙などの先端産業から町工場で製作される工業製品を目当てに、2日間で来場者約17,500人が訪れました。これまで縁の無かった企業や他分野の職種と商談・マッチングする機会が生まれることで受注、販路の拡大から自社の成長へと繋げます。改めて中小企業の物づくりの素晴らしさを感じました。
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昨年、5月に滋賀県の大津で園児を含む16人が死傷した事故を受けて、県道交差点の安全対策をすすめています。交通事故全体の76%が市街地で発生しており、交差点では50%以上、また65歳以上の高齢者による事故も全体の50%を占めています。時間別では昼間が全体の73%、夜間が23%の状況で、右左折の事故内訳としては右折時が87%、左折時が13%のように、多くが運転者の安全不確認、脇見によるものです。交差点は通学路に指定されている場所も多いため、毎日の安全対策をすすめる必要があります。私も日頃の活動や移動中にも細かくチェックしながら場所の把握から設置に取り組んでいます。
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初当選以来、毎年要望していた河川中の雑木伐採が始まっています。西日本豪雨の災害から伐採ではなく伐根に方針転換し、根こそぎ抜くことで河川が持つ本来の機能を回復させています。一昨年、昨年は三谷橋から免許センター裏(郷地橋)までの伐採・伐根を完了しており、今年度からは四郎衛兵橋(常光)までを整備します。今後は増水するたびに大量のビニール袋が絡まる光景と共に台風時のリスクも低下すると感じます。また、浚渫(川底の土砂を取り除く)工事も併せておこなうことで、想定を超える災害対応に向けて近隣住民が少しでも安心して暮らせるよう取り組んでいます。
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新春恒例の消防団出初式では昨年の台風19号の課題から改めて地震を想定した災害対応の他に風水害の意識を高める機会となりました。今後は元荒川の三谷橋(安養寺)から四郎兵衛橋(常光)5.8㎞区間の堤防嵩上げ工事を進め、安心して暮らせる街づくりに努めて参ります。成人式では新たに1,122名の皆さんが新成人を迎えました。成人代表の抱負の中にあったように、成人を迎えた皆さんは小学5年生時に東日本大震災を経験したようです。これまでの時間の経過とともに忘れかけた記憶を辿り、自身の成長の過程や感謝を振り返って頂きたいと思います。これからの次代を担う新成人の皆さんの活躍を大いに期待しています。滝馬室氷川神社の的祭では4年目で初めて命中したことで、先日の成田山でひいたおみくじ(凶)を取り返した気がします。的祭は坂上田村麻呂(さかのうえのたむらまろ)の伝説祭事ですが、弓や矢など全てが手作りでしっかり地域の伝統が継承されています。いよいよ今年はオリンピックイヤー。クーベルタン男爵がスポーツを通じての平和を唱えたように、誰もが活躍できる平和な1年でありたいですね。
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新年あけましておめでとうございます。皆さまには新年を健やかに迎えられたことと思います。いよいよ今年は東京2020オリンピック・パラリンピックを控え、スポーツがつくる活力と発展、災害のない平和で希望を持てる年にしたいと思います。さて、国際情勢ではアメリカとイランの対立や北朝鮮の動向が気がかりであり、国内に目を向けると衆院解散の気配も感じます。私自身は初めて選挙に挑戦してから10年、年齢的にも50の節目を向えます。40・50は鼻垂れ小僧、70・80は働き盛り・・・と渋沢栄一翁の言葉であるように、今年は健康にも十分気を付けながら誰もが活躍できる社会を目指して取り組んで参りますので、皆様のご指導宜しくお願いいたします。