令和4年活動報告
今日で県議としての更新が最後になりました。市議5年間、県議として7年3か月、計12年以上も多くの皆様にお支え頂きながら活動できたことに改めて御礼と感謝を申し上げます。非常に厳しかったこれまでの選挙。H27年、初めての県議選への挑戦では開票作業が続く中で多感な年頃の子供達や妻とは一緒にいられず、郊外に1人で出かけて車の中で開票速報のラジオを聴きながら待機していたことを思い出します。そして、3日後に迫った鴻巣の将来をつくる挑戦に大きな不安を感じています。鴻巣に生まれ育って51年。当時と比べ街は大きく変わり、賑やかだった街並みもいつしか当たり前のような光景になっています。将来にわたって持続可能な街づくりをおこなうためには少子高齢化、新型コロナ感染症、各施設の老朽化、産業振興、災害対策、健康づくりなど多くの課題から多様化する市民ニーズを実現していかなけらばなりません。そして、その実現には限られた予算の中で賢くB/Cや各指標を見極めながらPDCAサイクルを回し、重点投資する事業に充てる予算を確保し実現しなければなりません。顔が見え、市民に近い存在、公正公平な市政運営と情報公開、そして市民の誰もが活躍し主役になれる鴻巣を目指して強い覚悟と決意をもってこの街の発展を加速させる挑戦をいたします。
本日、県議会6月定例会が最終日を迎えました。多くの皆様のご支援のもと、平成27年4月に県議会議員に当選をいただいてから7年3カ月。会派、無所属県民会議の一員として政党に属さない仲間と一致団結して、いつも市民と県民目線の感覚を大切にしながら取り組んでまいりました。気付けば平成22年に市議会議員の職責をいただいてから13年目になろうとしている今、2人の子どもたちも大きく成長し、懐かしい記憶や多くの出会い、これまで応援や励ましの言葉を頂いた方々の顔が浮かんできます。生まれ育った鴻巣市のためにもっと尽くしたい、少子高齢化や人口減少社会の到来においても鴻巣の持続可能な将来のために、さらに発展を加速させたい!との思いから次の挑戦を決意しています。これまでの活動でいただいた多くのご意見と要望を実現させるべく、市民と歩む新しい鴻巣を創ってまいります。
県議会6月定例会が17日から始まっています。今回の定例会の一般質問は会派から和光市選出の井上航議員、川口市選出の岡村ゆり子議員、富士見市選出の八子朋弘議員の3人が登壇しました。井上議員からは知事が政策条例を制定することについてや県内で開業する開業医への支援。岡村議員からは増加傾向にある「ひきこもり」への更なる支援と実態調査の実施について、シングルマザーに比べて支援が薄いシングルファザー(父子家庭)のための相談窓口の開設と支援制度。八子議員からは県立中学校の設置や教育と福祉が連携した不登校支援からの「ひきこもり」への支援など。中学校卒業後には99.1%が高校へと進学します。義務教育期間中の不登校や長期欠席の生徒、発達障害や病気、低所得やヤングケアラー等の家庭環境など、義務教育終了後の進路先への情報提供と共有をはかるため、児童生徒理解・支援シートの活用を確実に進めるべきだと感じます。
2018年から2021年の住民基本台帳を基にした都道府県間の男女別・年齢別の転出者数と転入者数の移動ツールができました。2021年埼玉県の東京都との移動は20歳から24歳で都内への転出が多い一方、30歳から34歳で約4,200人、35歳から40歳で2,800人が本県に転入しています。この結果、賃貸住宅や売却用住宅の需要が多くなったため空き家(数・率)が改善されました。(平成25年と30年の住宅・土地統計調査の比較)また、2021年は東京都からの移動が埼玉県に約17,600人、神奈川県に約14,000人であることから、特に30代から40代の子育て世代への手厚い支援をおこなう自治体が選ばれる理由となると同時に、自治体間競争も激しさを増しています。都道府県の人口移動を瞬時に見える化するツールを公表します - 埼玉県 (saitama.lg.jp)
本町1丁目のマンション裏に新しい市道ができ、これまで行き止まりだった道路が中央図書館前信号とエルミアネックスビルの通りに接続されました。駅も近いことからこの新道への送迎車両が増え、マンション裏手の出入り口からの飛び出し等で事故防止対策ができないかとのご相談があったため、早速現地調査をおこないました。車両側の視点では一時停止線がないため、大通りの歩行者と自転車の事故が気になります。また、マンション住人側の視点では出入り口に飛び出し防止のポールの設置がないため、お子さんがこれまでどおり飛び出してしまう危険性があります。どのような方法で事故防止がはかれるのか、規制を担当する警察とも相談しながら最善策を考えていきたいと思います。
3月9日から始まった予算特別委員会は本日、採決がおこなわれ全会派の賛成により令和4年度の予算審議が終了しました。今後は25日の本会議での採決を残すのみとなりました。以下は、県土整備部におこなった質疑・答弁内容です。県管理道路の総延長は2,800キロメートルで歩道の整備延長は2,040キロメートル(設置率73.5%)だが。新年度は99箇所で6.2キロメートルの歩道整備を予定、年に0.22%の増加を見込んでいる。。県管理の道路照明は約3万基だが、昨年度は1,389基が新設されている。燃料費高騰による影響が懸念されるが早期のLED化に向けては。現在のLED化率は2.6万基、設置率にすると87%。水防情報システムは令和元年東日本台風の際は閲覧許容設定である6万件の6倍以上のアクセス集中から画像の閲覧ができない状態にあったため、河川監視カメラを58箇所増設し、CPUやメモリの増強から改修前の8倍の処理能力ができる体制ができている。
本日、県議会2月定例会で一般質問をおこないました。主な内容として、首都直下地震の発生確率が30年以内に70~80%と予測されているため、都内からと県外からの通勤・通学者を含めた約67万人の帰宅困難者に対する輸送手段の確立。基準病床数や必要病床数など、地域保健医療圏における病床数の偏在と基準病床数の算定方法の見直し。医師・看護士の確保策。更地や未利用資産など、県有資産のファシリティマネジメントの推進などです。今後もご相談いただいた意見や生活している中で気づいた課題を取り上げていきます。
1 災害時の帰宅困難者対策について
(1)東京都との具体的な輸送区間について(知事)(2)市町村及び近隣県との輸送区間について(知事)
(3)効率的な相互輸送について(知事)
(4)県内ハブ拠点の位置付けと指定について(知事)
(5)シナリオ作成と輸送訓練について(危機管理防災部長)
(6)埼玉県地域防災計画の修正について(危機管理防災部長)
2 医療提供体制の整備について
(1)病床数の確保に向けて(知事)
(2)医療圏における偏在の解消を(知事)
(3)整備可能病床数の公募と増床について(保健医療部長)
(4)医師・看護師の確保について(保健医療部長)
3 県有資産のファシリティマネジメントの推進について
(1)保有資産と処分対象資産の選択をどう判断していくのか(知事)
(2)未利用財産の試算額について(総務部長)
(3)高需要が見込まれる未利用財産の活用について(総務部長)
(4)県有資産総合管理方針のビジョンについて(高柳副知事)
4 DXによる県民サービスの効率的な運用について(保健医療部長)
(1)PCR等無料検査の運用について
(2)指定難病患者の申請手続きの簡素化
5 参加者目線に立ったコバトン健康マイレージ事業の刷新について(保健医療部長)
(1)5年間の検証と次年度以降の進展について
(2)参加者の満足度向上について
6 気候変動への挑戦
(1)地域気候変動適応センターの取組について(環境部長)
(2)BEMS導入によるエネルギーの最適化について(総務部長、環境部長)
7 東松山鴻巣線、御成橋を含めた荒川河川区域内の4車線化について(県土整備部長)
要望していた県道の信号機に「地点名表示版」を設置しました。地点名表示を設置することでカーナビや地図などに表示され、自宅や道案内がし易くなるメリットがあります。今回は①「常光」常光小学校前の市道と県道312号下石戸上菖蒲線の交差点②「あたご公民館入口」松原小学校前の県道57号さいたま鴻巣線との交差点の2か所を設置しました。これまで、③人形④東小学校入口⑤三谷橋⑥安養寺(中)⑦屈巣(東)⑧屈巣(西)などの表示板を設置していますが現在要望している箇所も含め今後も要望・設置をしていきます。*地点名表示の名称は住居表示・公共施設・史跡などに限られており、例えば③「人形」を例にとると、鴻巣市に「人形町」の住居表示はなく、「鴻巣市人形」であることから「人形」としか表示できません。文化や歴史を継承するうえで、旧地名である「富永町」や「石橋町」などの表示を設置できないことを残念に思います。
オミクロン株を中心とした感染拡大から、今日から南部接種センターでの相談受付(予約開始は25日から)が始まりました。3回目の接種は北浦和駅から徒歩10分の合同庁舎で、武田/モデルナ製のワクチン接種が2月1日に開始されます。また対象者は3回目の接種券をお持ちの方で、接種間隔が7か月以上の高齢者(施設入所者は除く)が中心となります。今回の変異株で入院される方(18日時点で549名)より宿泊療養(〃816名)される方が多く、自宅療養は〃4,633名となっています。今月27日と2月1日にサッカーW杯最終予選が埼玉スタジアムで予定されていますが、入場時には2回のワクチン接種証明と身分証の提示が求められています。*ホテルルートイン鴻巣は今日時点で70名/138室の療養者が滞在しています。
新年明けましておめでとうございます。昨年は新型コロナ感染症から1年延期になった東京オリンピック・パラリンピックの開催や埼玉県が誕生して150周年という節目の年でした。これまで先人たちが築いてきた努力と知恵をしっかり引き継ぎながら誰もが活躍できる「魅力あふれる埼玉・鴻巣」の実現に取り組んでまいります。
昨年末からの感染拡大から、県ではこれまで健康上の理由からワクチンを接種できなかった方だけを対象としていた無料検査を拡大し、感染に不安を感じる埼玉県民が地元の身近な薬局で無料検査(PCR検査or抗原定性検査)を受けられるように拡大しました。条件としては①発熱症状がないこと②感染に不安があること③埼玉県在住であること。の3つです。1月10時点で鴻巣市内で検査を受けられる対象薬局は①黒沢薬局本店②同駅前店③ウエルシア北鴻巣駅前店の3か所す。 *電話で検査予約をし、対象者の住所がわかる身分証を持参してください。http://www.pref.saitama.lg.jp/a0710/vtppe.html