8月15日 衛生「しきさい」から見た酷暑
今年の7月は気象庁が統計を始めた1946年以来、1ヵ月の平均気温が東日本で1位(西日本では2位)を記録しており、熊谷市で41.1度を記録するなど、県内でも熱中症による救急搬送が高齢者を中心に増加しています。7月中は7月15日から23日までがピークで、計3,316人(乳幼児35人・少年405人・成人1,314人・高齢者1,562人)が救急搬送されましたが、8月に入ってからも12日時点で1,157人とやや落ち着いたものの、今後も個々の対策が必要だと考えます。気候変動観測衛生「しきさい」が捉えた地表温度では、首都圏を中心に地表面温度が50度以上と非常に高くなった一方、皇居や代々木公園など緑豊かな場所では周辺と比べて少し温度が低くなっているようです。私たちの会派では来年のラグビーW杯、オリンピック・パラリンピック、今後の県民生活への影響など、行政が主導できる対策を知事に要望しました。