10月12日 台風19号による課題
台風19号により被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。県内各地でも河川の氾濫、農業被害が出ています。今回の災害で改めて自然災害による防災体制の課題が浮き彫りになったと感じます。行政では防災訓練、各家庭では備蓄など緊急時の対応に取組まれていると思います。今回の台風では情報の混乱、避難指示の開設、避難所へのペット受け入れ、高齢者など通信技術を持たない方への対応、消防団への指令、河川の機能強化など、本当の災害時には機能不全に陥ることが証明されてしまった形です。行政における公助は全県民にまで完全に行き届かない部分がありますが、自助の意味をしっかり意識して行動を取っていただく必要もあります。河川整備や道路冠水などはこれから補正予算などを含めて行政で課題をクリアしていきますが、自助としてはラジオなどによる情報の確保、雨風で防災無線が聞えない場合などはメール配信や電話による問い合わせの態勢が整備されております。個人としては日頃から全部を公助に頼らない意識と備えを意識することも大切だと感じます。