埼玉の三偉人として塙保己一(はなわほきいち)、渋沢栄一、荻野吟子が挙げられます。塙保己一は幼くして失明したにもかかわらず学問の世界に挑戦し、文献集「群書類従」を編集・出版した江戸時代後期の学者です。県立熊谷点字図書館では印刷物を読むことができない視覚障害者のために機器、新聞や雑誌など約8,300タイトルのデイジー図書を全国に発送(県内は自宅宛て、県外は図書館などの施設)しています。また、デイジー録音図書ボランティア20名、点訳ボランティア22名、録音ボランティア62名が図書を必要とする方々を支えています。