埼玉県議会議員 無所属県民会議 並木まさとしの公式ホームページです。

4月15日 緊急時の救急電話相談#7119

救急出動.jpg 救急時間.jpg AI.jpg
急な病気やケガの時、すぐに救急車を呼ぶべきか・・・誰でも動揺してしまいます。消防庁の統計による全国の119番通報は、1980年は約200万件でしたが、現在では約600万件近くまで増加しています。人口が減少しているのにもかかわらず救急通報が増加している理由として、当時の平均年齢34歳(65歳以上の人口約9%)から現在は49歳(同約29%)になった高齢化の進展が影響しているものと思います。そこで県では救急搬送の必要がない軽症者や2・3次救急医療機関の負担軽減などから、平成29年10月に看護師が24時間365日電話相談に応じる救急電話相談「#7119」を開設しています。相談件数は年々増加しており、令和元年度は大人の相談が約9万件・小児が約13.3万件(計22.3万件)の問い合わせがありました。また、電話相談と並行して人工知能AIを使った気軽なチャット相談も開設しており「すぐに救急車を呼んでください」・「現時点では医療機関に行く必要はないでしょう」など、AIが蓄積した相談内容によって緊急度が白~赤で表示されます。いざという時、救急通報に躊躇したり迷った際には平日の19時~22時まで開設されている市保健センター内の鴻巣夜間診療所(内科・小児科)048‐543-1561と合わせて日頃から意識しておく必要がありますね。